■地震保険料控除
生命保険や損害保険は「商品」ですが、保険の購入は、所得から控除されるため、税金の減額になります。
以前は、損害保険は合算でしたが、平成18年度の税制改正で「地震保険料控除」がつくられました。
もちろん、年末調整によって申告しなければ控除されないので、お忘れないように書類を整えてください。
実は、以前には、契約期間が長期にわたる保険に加入している場合、「長期損害保険料控除」がありました。
この制度に、短期の「地震」を追加したものです。
たとえば、火災保険には、10年物という商品もあって、満期まで無事故なら払戻金があります。
損害保険ながら、掛け捨てではなく、積立としても価値のある商品です。
これらに加入している場合の控除額は、短期の地震保険との合算になります。
年末調整に間に合うように、損害保険会社から「地震保険料控除証明書」が送られてきます。
生命保険などと同じです。
早い保険会社は10月ごろに送付してくるので、申告まで失くさないように保管しておかなければなりません。
また、長期契約の場合、契約時に数年分の証明書をまとめて渡されることもあるそうです。
火災保険の場合、2年契約が多いようです。申告は1年分の金額でします。
送られてこない場合は、契約書に添付してあることがあるので確認してみましょう。
また、見当たらない、紛失時には再発行が可能です。
年末調整に間に合うように、取り寄せておきましょう。
生命保険などは、合計額の上限がありますが、地震保険は別枠です。
通常、火災保険に付帯しているものですが、地震保険料控除は「地震保険」の部分だけが適用となる控除です。
火災保険は、損害保険というくくりになります。
保険料の支払いは、火災保険としてひとまとめに支払っていることもあるため、間違えないようにしましょう。
控除される金額は次の通りです。
1年の保険料が5万円以下 … 全額控除
1年の保険料が5万円を超える … 5万円控除