北海道・三陸沖後発地震注意情報|気象庁12月9日発表をわかりやすく解説

自然災害を考える

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こんにちは、SONAEAREBAです。

2025年12月9日、気象庁が
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」
を発表しました。

全国の読者の方に向けて、
「何が起きていて、
これから1週間どう行動すればいいのか」

を、できるだけ分かりやすく
整理してお伝えします。​

今回の「後発地震注意情報」とは

今回の
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は、
12月8日23時15分ごろに青森県東方沖で
起きたマグニチュード7クラスの大きな
地震を受けて、12月9日午前2時に
気象庁が発表した情報です。​

参考リンク:
気象庁ホームページ
北海道・三陸沖後発地震注意情報について

この情報が出たということは、
「巨大地震が必ず来る」という
意味ではなく、北海道〜三陸沖周辺で、
平常時よりも大きな地震が起こる
可能性が高まっている
ので、
1週間程度は特に注意してください、
という公式な呼びかけです。​

どの地域が対象で、いつまで注意が必要か

対象となる範囲は、
日本海溝・千島海溝に沿った
北海道東方沖から三陸沖、太平洋側
千葉県の一部までにかけての広い海域と、
その周辺の陸域です。​

現時点では、発表からおおむね1週間程度
(12月16日ごろまで)をめどに、
同じ規模かそれ以上の地震に注意するよう
促されており、その期間が過ぎれば
「特別な注意の呼びかけ」はいったん
終了する想定とされています。​

「後発地震」とは何か

後発地震とは、大きな地震が起きたあと、
その周辺でさらに大きな地震や
同程度の地震が起きる可能性が、
統計的・地震学的に高くなっている状態
で想定される地震のことです。

つまり、
「最初の発震で終わりとは限らないので、
しばらく特に注意してください」
という考え方に基づいた情報で、
南海トラフ地震などに使われる
「臨時情報」とは別枠の制度です。​

参考リンク:
気象庁ホームページ
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」
の発表基準と情報発表の流れ

緊急地震速報とどう違うのか

緊急地震速報は
「もう揺れが始まっていて、
数秒〜十数秒後に強い揺れが来る」
という超短期の警報ですが、
後発地震注意情報は
「これから1週間くらいの間に、ふたたび
大きな揺れが来る可能性が平常時より
高い」
という中期的な注意喚起です。

そのため、スマホのアラームのように
即座に避難行動を求める情報ではなく、
日常生活を続けながら、備えの再確認や
避難行動のイメトレをしておきましょう
という位置づけになっています。​

全国の読者が今できること

北海道・東北に住んでいる方はもちろん、
全国どこにいても
「大きめの地震の後はしばらく注意する」
という行動パターンを持っておくことが
大切だと感じています。

具体的には、家具の固定、
非常持ち出し袋の中身のチェック、
モバイルバッテリーの充電、家族での
集合場所や連絡手段の確認など、
「今日のうちにできること」
を1つでも実行しておくと、後発地震が
起きた場合の不安が大きく減ります。​

情報の追い方とメディアの使い分け

最新情報は、気象庁の公式サイトや
自治体、防災担当省庁の発表が
最も信頼できる一次情報源になります。

参考リンク:
内閣府防災情報のページ

SNSやネットニュース速報は速報性に
優れますが、デマや誤解を含んだ情報も
流れやすいので、見かけた情報は
一度公式発表にさかのぼって確認する、
という習慣をつけておくことを
おすすめします。

この記事を読んでくださっている
皆さんには、「北海道・三陸沖」
「後発地震注意情報」「地震への備え」

といったキーワードをきっかけに、
地震が多い日本で生きるための
“当たり前の習慣”を一緒にアップデート
していければと思います。​

バックの中に、あるという「安心」を。

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