【衝撃】日向灘M8級の証拠発見!産総研と宮崎大が暴いた1662年巨大津波の秘密

自然災害を考える

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こんにちは!SONAEAREBAです。

「日向灘M8級地震の可能性補強」
のニュースについて、最新情報を
整理しながら、防災ブロガーの視点で
お話ししていきます。


日向灘で「M8級」がまたニュースになった理由

宮崎県沖の日向灘では、
これまでも
「M8級の巨大地震が
起こり得るのではないか」

という指摘がありました。

今回のニュースは、
その可能性を補強する新しい証拠が
見つかった、という点がポイントです。

産業技術総合研究所(産総研)と
宮崎公立大学の研究チームが、
1662年に起きた
「日向灘地震(外所地震)」の津波伝承
と、最新の津波シミュレーションを
突き合わせました。

その結果、
「日向灘のみを震源域とする
M8級クラスの地震モデル」
で、
伝承されてきた津波の高さが
矛盾なく説明できたのです。

参考リンク:
産総研ホームページ
1662年日向灘地震(外所地震)の
新たな地震像


1662年・外所地震と野島地区の津波伝承とは?

研究チームが注目したのは、
宮崎市沿岸南端近くにある
「野島地区」に残る津波伝承です。

ここでは「1662年の日向灘地震の
津波を教訓に、石垣を築き、その上に
集落を営んだ」
と伝えられてきました。

調査では、以下のようなデータが
得られています。

  • 集落内道路の標高:
    おおむね5〜9メートル
  • 石垣の高さ:
    1〜1.5メートル
  • これらを踏まえた津波の遡上高:
    約6〜10.5メートルと推定

この「6〜10.5メートル級の津波」が、
本当に1662年の地震で説明できるのか?

そこで、研究チームは複数の地震津波
シナリオを計算し、比較しています。


なぜ「M8級モデル」で説明できたのか

研究チームはまず、
産総研が以前から提案していた
「日向灘のみを震源域とする
M8級クラスの断層モデル」
を使って、
津波の高さと浸水範囲を計算しました。

その結果、野島地区で推定された
6〜10.5メートルの津波遡上高を、
矛盾なく再現できたと報告されています。

一方で、1707年の宝永地震
(南海トラフの巨大地震)の津波モデルを
用いて同じ場所を計算すると、
遡上高は約3メートル程度にとどまり、
伝承される津波高を
うまく説明できない」

ことも分かりました。​

このことから、野島地区の伝承は
宝永地震津波ではなく、
1662年の外所地震による津波と見る方が
妥当、という結論が強まった形です。

つまり、
「1662年の外所地震=日向灘単独でも
M8級クラスの津波地震が起こり得る」

というシナリオに、歴史伝承と計算結果の
両方が整合してきた、というわけです。


日向灘の地震活動と「次の大きな地震」

ここで、最近の日向灘の地震活動も
少し振り返っておきます。

日向灘では、2024年8月8日に
M7.1の地震が発生し、宮崎県日南市で
最大震度6弱を観測しました。

また、2025年1月13日にも
M6.6(Mw6.7)の地震が起き、
ひずみ計や水位観測にも変化が捉えられ
ています。

気象庁や研究機関の評価では、
これらの地震に伴う地殻ひずみ変化は
「過去に観測された地震後の変化と同様」
であり、現時点で通常とは異なる異常な
ひずみ変化は確認されていません。

一方で、科研費プロジェクトなどでは、
「次の日向灘地震に向けた
地震活動モニタリングシステム」

の構築が進められており、
長期的にこの地域の活動を注視する体制が
強化されています。

私自身、こうした
「M7クラスが続いた後の
長期的なひずみの蓄積」
と、
「歴史記録が示唆するM8級の潜在性」
が重なっていることに、
強い緊張感を覚えています。


「M8級の可能性補強」は、私たちに何を意味するのか

今回の成果は、
「今すぐM8級が起きる」
という“予言”ではなく、
「日向灘単独でもM8級津波地震が
物理的に起こり得ることを、
歴史津波記録と計算の両面で裏付けた」

という性格のものです。

しかし、防災の視点で見ると、
この“可能性補強”
非常に重い意味を持ちます。

私が重要だと感じているポイントは、
次の3つです。

  • 「日向灘のみを震源とするM8級地震」
    が、机上の空論ではなく、
    1662年の実例と整合してきた。
  • 宮崎県沿岸の一部では、
    6〜10メートル級の津波が再び襲う
    シナリオを想定しておく必要がある。
  • 都農町や新富町など、他地域でも
    地質調査が進行中であり、今後さらに
    リスク評価の精度が上がっていく
    可能性が高い。

この流れを踏まえると、
日向灘の地震は
「南海トラフ巨大地震の前震・一部」
としてだけでなく、
「日向灘単独の巨大津波地震」
としても備えを考えるべき段階に
入っていると、私は受け止めています。


みなさんと考えたい「日向灘M8級」への備え

最後に、防災ブロガーとして、
意識しておきたい行動ポイントを
私なりにまとめます。

  • ハザードマップを必ず確認する
    自宅・職場・よく行く場所が
    「どの程度の浸水想定なのか」
    「どこまで避難すればいいのか」を、
    自治体の津波ハザードマップで一度は
    チェックしておきたいところです。
    また、旅行や出張で訪れる地域も
    行く前に確認することをお勧めします
    参考リンク:
    ハザードマップポータルサイト
  • 「ここまで来る津波」のイメージを
    今回の野島地区のように
    「6〜10メートルの津波が到達し得る」
    という具体的な高さをイメージしなが
    ら、避難先の標高を意識しておくと、
    行動の判断が早くなります。
  • 日頃から「地震→津波」
    の行動をシミュレーション

    日向灘沿岸だけではなく日本沿岸は、
    「強い揺れ・長い揺れを
    感じたらすぐ高台へ」
    という原則が命を守ります。
    特に、南海トラフや日向灘M8級クラス
    では、揺れから津波到達までの
    時間が限られるケースもあるため、
    普段から“秒で動く”イメトレを
    しておきたいと感じます。
  • 情報源をあらかじめ決めておく
    気象庁、自治体、防災アプリ、
    信頼できるニュースサイトなど、
    自分が災害時に見る情報源を
    あらかじめ絞ってブックマークして
    おくことも、情報の洪水の中で
    迷わないために重要です。

    SNSの情報だけに頼ることは、
    フェイクニュースやデマに惑わされる
    危険性があるので控えてください。

「空間にマスクする感覚」地方自治体避難所開設用パーテーション


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