身近なもので冬の災害に備える! 防寒対策グッズと効果的な暖の取り方

防災豆知識

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こんにちは!SONAEAREBAです。
今回は、万が一に備えて
身近なもので出来る「防寒対策」
について考えてみたいと思います。

冬の災害時に役立つ防寒テクニックや、
家にあるもので簡単にできる
防寒グッズの作り方をご紹介します。

冬の災害に備える重要性

冬の災害は、
寒さによる体調悪化のリスクが
高まるため、特に注意が必要です。

2024年1月に発生した能登半島地震では、
避難所での寒さ対策が
大きな課題となりました。

私たちも、
いつ起こるかわからない災害に備えて、
防寒対策を考えておく必要があります。

身近なもので作る防寒グッズ

新聞紙の活用法

新聞紙は意外と優秀な防寒材料です。
以下のように活用できます:

新聞紙のベスト

    出典:NHK防災サイトより
    • 新聞紙を重ねて、
      体にフィットするように折り、
      テープで留めます。
    • 首元や袖口をしっかり覆うことで、
      暖かい空気を逃がしません。

    新聞紙の靴下

      • 靴下の上から新聞紙を巻き、
        さらに靴下を重ね履きします。
      • 足元の冷えを防ぎ、
        体全体を温めます。

      新聞紙の敷物

        • 新聞紙を何枚も重ねて、
          床に敷きます。
        • 冷たい床からの熱の奪取を防ぎます。

        ビニール袋の活用

        ビニール袋も防寒に役立ちます:

        ビニール袋のポンチョ

          出典:NHK防災サイトより
          • 大きめのビニール袋に
            頭と腕を通す穴を開けます。
          • 雨や風を防ぎ、
            体温の低下を防ぎます。

          ビニール袋の靴下カバー

            • 靴下の上からビニール袋を被せ、
              輪ゴムで留めます。
            • 靴の中の湿気を防ぎ、
              足を乾燥した状態に保ちます。

            ※参考リンク
            いざという時に役立つ防災動画の決定版
            NHK防災サイト

            効果的な着衣の方法

            レイヤリングの重要性

            寒さ対策には、
            レイヤリング(重ね着)が効果的です。
            以下の順番で着用しましょう:

            1. 肌着(吸湿速乾素材)
            2. 中間層(フリースなど保温性の高い素材)
            3. 外層(防風・防水機能のあるアウター)

            この方法で、体温を逃がさず、
            外気からの冷えも防ぐことができます。

            体の部位別の保温ポイント

            1.首元

            • マフラーやネックウォーマー
              で首を覆います。
            • 首の後ろにカイロを貼ると、
              全身が温まります。

            2.手足

            • 手袋や靴下は、衣服の袖や裾に
              かぶせるように着用します。
            • 体の熱が逃げるのを防ぎます。

            3.お腹

            • 腹巻きや新聞紙を巻くことで、
              内臓を温めます。
            • 体全体の血行が良くなり、
              温まりやすくなります。

            避難所での防寒対策

            避難所生活では、
            以下の点に注意しましょう:

            1.床との接触を避ける

            • 段ボールや毛布を重ねて敷き、
              冷たい床との接触を最小限に抑えます。

            2.体を寄せ合う

            • 家族や周りの人と体を寄せ合うことで、
              互いの体温で温まります。

            3.エマージェンシーシートの活用

            • アルミ製の防寒シートは、
              体温を反射して逃がしません。
            • 毛布の下に敷いたり、
              体に巻いたりして使用します。

            防寒グッズの備蓄

            日頃から以下のアイテムを
            備蓄しておくと安心です:

            1.使い捨てカイロ

            • 首の後ろや脇の下など、
              血管が集まる場所に貼ると効果的です。

            2.防寒着

            • コンパクトに畳める機能性防寒着を
              防災リュックに入れておきましょう。

            3.寝袋

            • 冬用の寝袋は、
              避難所生活で重宝します。

            4.上履き・スリッパ

            • 避難所の冷たい床から
              足を守ります。
            • 新聞紙を撒くことでも冷えから守ります。

            冬の非常用持ち出し袋のチェックポイント

            防寒具の追加(衣替えと同時期に)

            • 夏用の持ち出し袋に、
              防寒具を追加しましょう。
              季節ごとの入れ替えを忘れずに。

            使用期限の確認

            • カイロなどの使用期限をチェックし、
              適宜交換します。

            多機能アイテムの選択

            • スペースを節約するため、
              多機能な防寒グッズを選びましょう。
              ヒートテック・まるでこたつソックス
              など防災グッズとしても便利です。

            まとめ

            冬の災害に備えた防寒対策は、
            身近なもので十分に行えます。

            最近は新聞をとられていない方も
            多くなってきていますが、
            コンビニなどで数部購入して
            防災用品として準備をおすすめします。

            新聞紙やビニール袋など、
            家にあるものを工夫して使うことで、
            効果的な防寒グッズを作ることができます。

            また、正しい着衣の方法や避難所での
            工夫を知っておくことも重要です。

            日頃から防寒グッズを備蓄し、
            非常用持ち出し袋を定期的に
            チェックすることで、いざという時に
            慌てることなく対応できます。

            冬の災害は厳しい寒さが
            命を脅かす可能性があります。

            今回ご紹介した方法を参考に、
            ぜひ自分や家族の防寒対策を
            見直してみてください。

            防災は「備え」が肝心です。
            今日からできることから始めていきましょう。
            皆さんの安全な冬の過ごし方を願っています。