【保存版】2026年からの新しい警報・注意報ガイド 危険度レベル別に読む避難のタイミング

防災豆知識

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こんにちは!SONAEAREBAです。

2026年春から、
気象庁の「警報・注意報」は、
危険度に応じた“レベル付きの名前”
に大きく変わります。

この記事では、制度変更のポイントを、
全国の読者向けにできるだけ
分かりやすく整理してお伝えします。​


2026年に何が変わるのか

2026年春ごろ(5月下旬予定)から、
洪水・大雨・土砂災害・高潮に
関する防災気象情報が、
新しいルールで運用されます。

これまで40種類以上あった
警報・注意報などが整理され、
災害の種類ごとに「レベル2〜5」
名称が統一されます。​


4つの災害 × 5段階レベル

新しい防災気象情報は、
次の4つの災害ごとに発表されます。​

  • 氾濫
    (川の増水・洪水)​
  • 大雨
    (短時間・線状降水帯を含む)​
  • 土砂災害​
  • 高潮​

それぞれについて、
危険度に応じて5段階の警戒レベルが
整理されます。​

  • レベル1:早期注意情報
    (「気をつけ始める」段階)​
  • レベル2:注意報
    (「災害への注意が必要」な段階)​
  • レベル3:警報
    (「災害の危険度が高まってきた」
    段階)
  • レベル4:危険警報
    (「危険な場所から全員避難」
    を判断する段階)​
  • レベル5:特別警報
    (「すでに災害が発生していても
    おかしくない」段階)​

名称がどう変わるのか

これまでバラバラだった名称が、
「レベル付き」でシンプルになります。

  • 情報名そのものに「レベル◯」
    が入り、「レベル4大雨危険警報」
    のように表示されます。​
  • レベル2は必ず「◯◯注意報」、
    レベル3は「◯◯警報」
    として統一されます。​
  • レベル4には、新たに「危険警報」
    という名前が設けられます。​

たとえば、これまでの
「土砂災害警戒情報」(レベル4相当)は、
「レベル4土砂災害危険警報」という
名前に変わります。​


廃止される名前と新しい読み取り方

制度が変わることで、
慣れ親しんだ名称の一部は姿を消します。​

  • 「洪水警報」や「土砂災害警戒情報」
    など、一部の従来名称は
    廃止されます。​
  • 代わりに、「レベル3氾濫警報」
    「レベル4土砂災害危険警報」など、
    災害の種類+レベルで示されます。​
  • 線状降水帯に関する
    「顕著な大雨に関する情報」は、
    「気象防災速報(線状降水帯発生)」
    といった名称に変えることが望ましい
    とされています。​

ニュースやスマホの防災アプリで、
「レベル◯」という数字とともに、
どの災害の情報なのかを一目で把握できる
ようになるイメージです。


避難情報との関係と、私たちの行動

今回の大きなポイントは、
「気象情報のレベル」
「自治体の避難情報のレベル」
がそろえられることです。​

  • 自治体が出す避難情報は、
    レベル3「高齢者等避難」、
    レベル4「避難指示」、
    レベル5「緊急安全確保」
    と整理されています。​
  • 気象庁の情報も、
    レベル2〜5で統一されることで、
    「レベル4までに危険な場所から
    必ず避難」
    という共通のメッセージが
    より明確になります。​
  • レベル4「危険警報」が出たときは、
    「迷わず避難するタイミング」として
    認識しておくことが重要です。​

制度が変わる2026年の大雨シーズン
以降「レベルいくつで自分はどう動くか」
を、家族や身近な人と職場などで
あらかじめ話し合っておくことが、
防災の大きな一歩になると感じています。​


バックの中に、あるという「安心」を。

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