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こんにちは!SONAEAREBAです。
今回は
「プレート境界の千島海溝沿いでは
将来“巨大地震発生の可能性も”」
というテーマで、
最新の科学的知見と防災の視点から、
私自身の気づきや今できる備え
についてお伝えします。
千島海溝沿いで何が起きているのか?
最近の北海道では、
震度4の地震が1カ月で5回も発生しており、
多くの方が「何かの予兆では?」
と不安を感じているのではないでしょうか。
それぞれの地震は
直接的な関連はないものの、
特に十勝沖や釧路沖など、
千島海溝に近いエリアでの
発生が目立っています。
千島海溝とは、
北海道東部沖に広がる海溝で、
太平洋プレートが陸側のプレート
(北米プレート)に沈み込む、
いわゆる「プレート境界型地震」が
発生しやすい場所です。
このプレートの動きによって、
地殻に「ひずみ」が蓄積され、
それが限界を超えたときに
巨大地震が発生します。
最新研究が明かす「ひずみ蓄積」と巨大地震リスク
2025年、東北大学などの研究チームが
千島海溝沿いの海底に設置したGPS観測
データから、プレート間の「ひずみ」が
マグニチュード9クラスの巨大地震を
引き起こす臨界点に近づいていることが
判明しました。
特に、十勝沖から根室沖にかけて
広範囲でプレート同士が強く固着している
「固着領域」が確認されており、
これは巨大地震のエネルギー源となります。
この「ひずみ」が限界を超えた瞬間、
プレートが一気に跳ね上がり、超巨大地震と
大津波が発生するメカニズムです。
過去の調査でも、
17世紀にM9クラスの超巨大地震が発生し、
北海道の内陸部まで津波が押し寄せた
痕跡が見つかっています。
参考リンク:
めざましmediaホームページ
「【新発見】北海道沖・千島海溝にひずみ蓄積
“巨大地震”に警戒 M9クラスの可能性も…
どう備える?」
発生確率と被害想定
政府の地震調査委員会によると、
千島海溝沿いで今後30年以内に
マグニチュード8.8以上の超巨大地震が
発生する確率は7%~40%。
根室沖ではM7.8~8.5程度の地震が80%、
十勝沖ではM8.0~8.6程度の地震が20%
とされています。
もしも最大クラスの地震が発生した場合、
北海道の太平洋沿岸には最大30m近い津波が
押し寄せると想定されています。
えりも町では30m弱、苫小牧市や函館市でも
10m程度の津波が予想され、
道内の死者は最大10万人超、経済被害は17兆円
規模と推計されています。
参考リンク:
気象庁ホームページ
「想定される震度や津波の高さ」
専門家の警鐘と私たちができる備え
専門家は
「北海道の太平洋側沿岸では、
M8~9クラスの非常に大きな地震が
いつ起きてもおかしくない」
と警告しています。
特に津波の危険が高い地域では、
避難場所や経路の確認、家具の固定、備蓄品の
点検など、日頃からの備えが重要です。
特に「最初の5分間の行動」が
生死を分けると言われています。
津波警報が発令されたら
「より遠く、より高く」へ、
車より徒歩での避難が推奨されています。
また、気象庁は
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」
を発表しており、マグニチュード7.0以上
の地震が発生した場合、
2時間後を目安に「後発の巨大地震」
の可能性が高まると警告しています。
参考リンク:
気象庁ホームページ
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」について
その際は1週間程度、
特に警戒を強める必要があります。
参考リンク:
NHK WEB 2025年6月2日
「北海道 震度4相次ぐ
日頃から備え進めるよう呼びかけ 気象庁」
まとめ:不安を「行動」に変える
千島海溝沿いの巨大地震リスクは、
決して他人事ではありません。
最新の科学的知見からも、
確実に「ひずみ」が蓄積されており、
発生確率も無視できない水準に達しています。
私たちができることは、
「正しい情報を知り、
日常の中で備えを進めること」。
不安や恐怖を感じたときこそ、
防災意識を高め、家族や地域と話し合い、
備えを見直していきましょう。
今後も最新情報をキャッチし、
皆さんと一緒に「備えある暮らし」
を実践していきます!
【ポイントまとめ】
- 千島海溝沿いで
巨大地震の「ひずみ」蓄積が進行中 - 30年以内にM8.8以上の
超巨大地震が発生する確率は7~40% - 最大30m級の津波、
死者10万人超の被害想定 - 日頃の備え(避難経路・備蓄・家具固定)
が命を守る - 不安を「行動」に変え、
家族や地域で防災意識を共有
これからも最新の地震・防災情報を発信してい
きますので、ぜひチェックしてください!
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