この記事は広告を使用しています
こんにちは!SONAEAREBAです。
最新情報では、
鹿児島県・諏訪之瀬島の地震活動は
9月25日現在も継続しており、
当初より低下しつつも平常時より
多い状態が当分続く見通しです。
気象庁は9月17日に諏訪之瀬島で
最大震度5弱を観測した後も
有感地震が相次いでいるとして、
備えの再確認を呼びかけています。
はじめに
9月17日の震度5弱以降、
諏訪之瀬島周辺の揺れを
継続的に追っていますが、
25日になっても群発的な活動は
「低下しつつ継続」
というのが現状です。
気象庁の第4報では、
直近3日間で震度1以上の地震が
5回を記録し、現状程度の活動が
当分続くと評価されています。
島外の読者にとっては距離のある
ニュースかもしれませんが、
浅い震源の火山性地震は小規模でも
体感震度が上がりやすく、
注意喚起が必要です。
参考リンク:
NHK WEBホームページ
鹿児島 諏訪之瀬島で地震活動続く
気象庁“備えの確認を”

何が起きているのか
今回の主役は
「諏訪之瀬島付近の火山性地震」で、
6〜7月に悪石島近海で活発化していた
群発地震とは震源域が異なります。
9月17日夜にはM4.7(推定)などの地震が
連続発生し、諏訪之瀬島で最大震度5弱、
悪石島で震度3を観測しました。
その後も諏訪之瀬島・悪石島で
震度1〜3の揺れが散発し、二つの震源域で
動きが並走する局面も確認されています。
火山活動の現在地
御岳火口の噴火活動自体は継続中で、
噴煙は火口縁上1100〜1800mに達した
観測があり、弾道を描く噴石は
最大300m規模で報告されています。
一方で、
17日の地震活動活発化後も噴火活動に
特段の変化はないとする解説が出ており、
レベルは「火口周辺警報(レベル2)」
を維持しています。
警戒事項は火口中心から概ね1.5kmでの
大きな噴石、風下での降灰・小噴石の
飛来で、入山規制や自治体指示の順守が
求められます。
リスクと備え(実務視点)
地震活動により落石・崩落のリスクが
上がっている可能性があり、
降雨時は二次災害に要注意です。
島内・航路・空路の運行や観光計画は、
最新の火山観測報・解説情報・
降灰予報の確認をルーティン化すると
安全度が上がります。
生活者視点では、ヘルメット・ゴーグル・
マスクの常備、車載の防塵対策、
降灰時の車のエアインテーク管理など、
火山地域特有の「微差改善」を
積み上げるのが現実的です。
時系列で見る重要トピック
- 9月17日夜、諏訪之瀬島近海で
地震多発、最大震度5弱を観測
(M4.7推定、浅い震源が目立つ) - 9月19日前後、御岳火口で噴火観測、
火口上1100mの噴煙が報告
(観測報 第1報) - 9月22日、火山解説情報第40号で
「西側の火山性地震増加」
「弾道噴石最大300m」
「活動傾向に大変化なし」を整理 - 9月25日、地震活動は当初より低下も、
直近3日で震度1以上5回、現状程度が
当分続くと評価(第4報)
これからの見通し
気象台は「最大震度5弱級の
再発可能性は当初より低下」としつつ、
「平常時より多い活動が当分続く」
と慎重姿勢を崩していません。
直近3日の有感回数や噴火継続の
事実を踏まえると、
短期は「用心継続・情報更新重視」、
中期は「降灰・小噴石・落石対策の
平準化」が賢明です。
行動チェックリスト
- 最新の火山観測報・解説情報・
降灰予報を定期確認する
(朝夕+有感地震後)
参考リンク:
気象庁ホームページ
火山に関する情報の発表状況 - 火口中心1.5km圏の危険認識、
風下の降灰・小噴石に注意、
自治体指示に従う - 浅い震源による強い体感を想定し、
棚・ガラス周りの転倒落下対策を
再点検する