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こんにちは!SONAEAREBAです。
今回は
「7年ぶり噴火の新燃岳 連続噴火」
というテーマで、
最新情報と現地の空気感を交えながら、
今まさに起きている火山活動について
お伝えします。
新燃岳、7年ぶりの噴火と連続噴火の現場から
2025年6月22日、
新燃岳が7年ぶりに噴火しました。
私自身も「ついに来たか」と胸がざわつく思い
でニュース速報を見つめていました。
新燃岳は宮崎県と鹿児島県の県境、
霧島連山の一角にある活火山。
2018年以来の噴火ということで、
地元もSNSも一気に緊張感が高まりました。
噴火の概要と最新の状況
- 6月22日:
午後3時半ごろから噴煙が上がり始め、
気象庁は午後4時37分ごろ噴火を観測。 - **噴火警戒レベル3(入山規制)**
に引き上げられ、火口から半径3kmは
立ち入り禁止となっています。 - 27日以降、連続噴火が続き、噴煙は
最大で火口縁上1600mに達しました。 - 火山性地震や微動も多発しており、
活発な火山活動が継続中です。
参考リンク:
気象庁ホームページ
霧島山(新燃岳)の活動状況
専門家の見解と噴火のタイプ
今回の噴火について、
九州大学の松島健教授は
「小規模な水蒸気噴火」と分析しています。
2011年や2018年のようなマグマ噴火とは
異なり、現時点ではマグマの噴出は
確認されていません。
「規模としては小規模な水蒸気噴火と
出典:テレビ宮崎 ホームページより
考えておりますので、2011年、
2018年に起こったマグマ水蒸気爆発
とか、マグマ噴火には至っていない
状況」
ただし、
水蒸気噴火の後にマグマ噴火へ移行する
例も過去にあるため、今後の推移には
専門家も強い関心を寄せています。
参考リンク:
テレビ宮崎 ホームページ
新燃岳7年ぶり噴火 専門家「今回の噴火は
小規模な水蒸気噴火。この後の予測は難しい」
火山活動の「今」をデータで読む
噴煙・火山ガス・地震動
- 噴煙の高さ:
27日以降は1200~1600mに達し、
風下地域では火山灰が降っています。 - 火山ガス(二酸化硫黄):
27日は1日あたり4000トンと
高い放出量を記録。 - 火山性地震:
24日に845回をピークに減少傾向ですが、
依然として多い状態。 - 火山性微動:
断続的に発生、地下のマグマやガスの
動きを示唆。
地殻変動とマグマの動き
- 23日~25日に山体の傾斜変動(膨張)が
観測され、火口直下1~2kmのマグマだまり
の圧力上昇が示唆されました。 - その後、傾斜変動は鈍化。
現在は深部のマグマ供給と放出が
バランスしていると考えられています。
過去の噴火と今回の特徴を比較
年 | 噴火タイプ | 主な現象・被害 | 備考 |
---|---|---|---|
2011年 | マグマ噴火 | 溶岩噴出、爆発的噴火、広範囲降灰 | VEI3、住宅被害も発生 |
2018年 | マグマ噴火 | 溶岩流出、小規模火砕流、降灰 | 溶岩主体 |
2025年 | 水蒸気噴火(現時点) | 噴煙上昇、降灰、連続噴火、火山性地震多発 | 今後の推移に注意が必要 |
過去の新燃岳では小規模な噴火から
本格的なマグマ噴火に発展した例(2011年な
ど)があり、今回も同様の経過をたどる
可能性が否定できません。
現地の暮らしと防災対応
私が現地で感じたのは、
火山灰対策の重要性です。
高原町では27日から散水車が出動し、
道路の火山灰を洗い流す作業が続いています。
また、火口から3km圏内では
大きな噴石や火砕流への警戒が必要で、
地元自治体や気象庁からの情報をリアルタイム
で確認することが欠かせません。
今後の見通しと私たちができること
現時点での専門家の見解では、
火口から3kmを超える大規模な噴石の飛散や
火砕流の発生は考えにくいとされていますが、
過去には前触れなく本格的な噴火に移行した
ケースもあるため、油断は禁物です。
防災・備えのポイント
- 最新の気象庁・自治体情報を確認
- 火山灰対策(マスク、ゴーグル、
車の養生など)を実施 - 避難経路や避難所の確認
- 風向きや降灰予報に注意
まとめ:新燃岳の噴火を「自分ごと」に
今回の新燃岳の連続噴火は、
「火山と共に生きる」という九州の現実を
改めて突きつけられる出来事です。
「自分には関係ない」と思わず、
最新情報をキャッチし、備えを万全にすること
が、未来の安心につながると実感しています。
これからも新燃岳の活動を注視し、
必要な情報を分かりやすく発信していきます。
みなさんもぜひ、
日々の備えと情報収集を怠らず、
安全第一でお過ごしください!
バックの中に、あるという「安心」を。