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こんにちは！SONAEAREBAです。
今回は、東京都が新たに設定した
避難所生活空間の基準と、
その実現を可能にする革新的なソリューション
「エアトーレ」についてご紹介します。
災害に備える重要性が増す中、
より快適で安全な避難所環境の実現に向けた
最新の取り組みをお伝えします。
東京都が掲げる新たな避難所基準
東京都は、
国際的な「スフィア基準」を参考に、
避難所における生活環境の改善に向けた
新たな指針を策定しました。
この指針の中で特に注目すべきは、
避難者一人当たりの居住スペースを
3.5平方メートル確保するという基準です。
これは、避難者の尊厳を守り、
プライバシーを確保するための
重要な一歩と言えるでしょう。
なぜ3.5平方メートルなのか？
この数字は単なる偶然ではありません。
国際的な人道支援の現場で用いられる
「スフィア基準」において、
避難所での一人当たりの最低居住スペース
として推奨されている面積なのです。
この基準は、避難者が最低限の尊厳を
保ちながら生活できるスペースを
確保することを目的としています。
従来の避難所との違い
これまでの日本の避難所では、
スペースの制約から十分な居住面積を
確保できないケースが多く見られました。
雑魚寝状態が長期化、狭いスペースによる
エコノミー症候群の危険性、テントの圧迫感、
プライバシーが守れないなどの問題が
指摘されてきました。
新基準の導入により、
こうした課題の解決が期待されています。
エアトーレ：新基準を実現する革新的ソリューション
ここで注目していただきたいのが、
私たち和光精機株式会社が開発した
避難所開設用パーテーション
「エアトーレ」です。
この「エアトーレ」は、
新基準に沿った避難所空間の実現を
容易にする画期的な製品です。
エアトーレの特徴
- 柔軟な空間設計：
アルミパイプを組み合わせて
フレームのサイズを自在に形成し
不織布で仕切りを作る構造です。
これにより、一人暮らしから家族構成に
合わせて自在に空間を作ること
ができます。 - 通気性と感染対策：
不織布を使用することで、風を通しながら
も感染症など飛沫感染対策ができる設計に
なっています。 - 簡単な組み立てと収納：
誰でも簡単に組み立て・分解・収納ができ、
平時には簡易更衣室や面談室、掲示板としても
利用可能です。 - 環境への配慮：
使用される不織布は100％植物由来で、
焼却時にCO2濃度を上昇させない
特徴を持っています。
（カーボンニュートラル特性） - リユース可能：
エアトーレは何度でも使用することを
前提とした設計になっています。
これにより、コスト削減と環境負荷の
軽減を同時に実現します。
エアトーレが実現する3.5平方メートルの個人空間
エアトーレを使用することで、
避難所内に容易に3.5平方メートルの
個人空間を確保することができます。
決められたサイズではなく、
アルミパイプの組み合わせだけで、
臨機応変に変更できることが特徴です。
これは単にスペースを区切るだけでなく、
以下のような利点をもたらします：
- プライバシーの確保
- 感染症対策
- 心理的ストレスの軽減
- 個人の所有物の管理
- 家族単位での生活空間の確保
- 適度な採光があり圧迫感を軽減
- 完全に遮断しないことによる
置き引きなどの防犯対策
避難所環境改善がもたらす影響
東京都の新基準とエアトーレのような
革新的ソリューションの導入は、
避難所生活の質を大きく向上させる
可能性を秘めています。
心身の健康維持
適切な個人空間の確保は、
避難者の心身の健康維持に大きく貢献します。
プライバシーが守られることで、
ストレスが軽減され、睡眠の質も向上します。
また、感染症のリスクも低減されるため、
避難所全体の衛生状態の改善にもつながります
長期避難への対応
大規模災害の場合、
避難生活が長期化することもあります。
3.5平方メートルの個人空間があれば、
長期滞在にも対応しやすくなります。
個人の荷物を整理したり、
簡単な作業スペースを確保したりすること
も可能になるでしょう。
コミュニティの形成
逆説的に聞こえるかもしれませんが、
個人空間の確保は避難所内のコミュニティ形成
にも良い影響を与えます。
プライバシーが守られることで、
他の避難者とのコミュニケーションにおいても
より前向きになれるからです。
今後の課題と展望
東京都の新基準と
エアトーレのような製品の登場は、
避難所環境の改善に向けた大きな一歩です。
しかし、まだ課題も残されています。
備蓄スペースの確保
エアトーレを十分な数量確保するためには、
適切な備蓄スペースが必要です。
自治体は、この点についても
計画的に対応していく必要があるでしょう。
そのためにも、フェーズフリー活用して
普段身近にあるものがいざという時に
防災用品になるという考え方が必要です。
運用訓練の実施
新しい避難所設営方法の導入には、
地域住民の方、関係者への訓練が欠かせません。
定期的な避難訓練の中で、
エアトーレの設置や空間配置の
シミュレーションを行うことが重要です。
実際に導入した自治体では、
避難所開設訓練の際に地域住民の方々で設置し、
このパーテーションがあるならば積極的に
避難できるという安心感を付与しています。
多様なニーズへの対応
高齢者、障がい者、乳幼児を持つ家族など、
特別なニーズを持つ避難者への配慮も必要です。
エアトーレの柔軟な設計を活かし、
これらのニーズに対応できる避難所レイアウト
の研究も進めていく必要があります。
これもまた、サイズを自由自在に変化できる
「エアトーレ」だからこそ実現できることです。
まとめ：より人道的な避難所環境の実現に向けて
全国に先駆けた東京都の新基準と、
エアトーレによる革新的製品の組み合わせは、
日本の避難所環境を大きく改善する
可能性を秘めています。
一人当たり3.5平方メートルの空間確保は、
単なる数字以上の意味を持ちます。
それは避難者の尊厳を守り、
心身の健康を維持し、
より人道的な災害対応を実現するための
重要な一歩なのです。
私たち一人一人が、
この新しい基準とソリューションについて
理解を深め、自分の地域の防災計画に
どう活かせるか考えることが大切です。
災害はいつ起こるかわかりません。
しかし、準備をすることで、
その影響を最小限に抑え、
より迅速な復興への道筋をつけることが
できるのです。
エアトーレが、今後さらに、
全国の自治体に導入されていくことを
期待しています。
そして、それが日本の防災・減災力の向上
につながることを願っています。
皆さんも、
ぜひ自分の地域の避難所計画について
確認してみてください。
そして、もし機会があれば、
エアトーレのような新しいソリューション
の導入を提案してみるのはいかがでしょうか。
私たち一人一人の小さな行動が、
未来の大きな安心につながるのです。
災害に強い社会づくりは、
私たち全員の責任です。
今日からできることから、
一緒に始めていきましょう。
お問い合わせ先
和光精機株式会社
営業部 齋藤 まで(info@wako-seiki.com)
〒351-0115 埼玉県和光市新倉2-18-35
TEL：048-461-1073 FAX:048-463-5376
会社URL：https://www.wako-seiki.com
製品URL：https://air-tole.com
