この記事は広告を使用しています
こんにちは!SONAEAREBAです。
「キキクルの有効活用」をテーマに、
皆さんの命と暮らしを守るための
防災情報をお届けします。
近年、毎年のように「観測史上初」という
言葉を耳にするほど、集中豪雨や大型台風
による水害が日本各地で発生しています。
突然の豪雨で川が増水し、道路が冠水する。
そんなニュース映像を見て、
「もし自分の住む
地域で同じことが起きたら…」
と不安に感じたことはありませんか?
そんな時、私たち一人ひとりが
「今、自分のいる場所は
どれくらい危険なのか?」
をリアルタイムで把握し、
「いつ、どこへ避難すべきか?」
を判断するための強力な味方がいます。
それが、気象庁が提供する
「キキクル(危険度分布)」です。
参考リンク:
気象庁ホームページ「キキクル」
この記事では、
「キキクルという名前は聞いたことが
あるけど、どう使えばいいかわからない」
という方から、「もっと防災に役立てたい!」
という方まで、キキクルの基本的な使い方
から、知っていると差がつく最新の活用術
まで、徹底的に解説していきます!
この記事を読み終える頃には、
あなたもキキクルを使いこなし、
いざという時に的確な判断ができるように
なっているはずです。
なぜ今、「キキクル」を知るべきなのか?
まずはじめに、
なぜ私がこれほどキキクルをおすすめする
のか、その理由をお話しさせてください。
キキクルは、大雨による
「土砂災害」「浸水害」「洪水災害」
という3つの災害リスクが、地図上で
どのくらい高まっているかをリアルタイムで
教えてくれるWebサービスです。
最大の特徴は、危険度が1km四方という
非常に細かいエリアごとに、5段階の色で
表示されること。
これにより、テレビのニュースで
「〇〇市に避難指示」と聞くだけでなく、
「自分の家のすぐ裏の山の危険度は?」
「近所の川は大丈夫?」といった、
ピンポイントな状況を把握できるのです。
情報は10分ごとに更新されるため、
刻一刻と変わる状況に迅速に対応できます。
しかも、利用は無料で、
面倒な会員登録も一切不要。
スマートフォンやパソコンから
「キキクル」と検索するだけで、
誰でもすぐにアクセスできる、
まさに「みんなの防災ツール」なのです。
キキクルの見方をマスターしよう!5色の意味が命を救う
キキクルの使い方はとても直感的です。
しかし、いざという時に慌てないために、
それぞれの色が示す意味と、取るべき行動を
平時から頭に入れておくことが何よりも
重要です。
キキクルの色と警戒レベル
- うす紫(注意):
今後の情報に注意しましょう。 - 赤(警戒):
危険が近づいています。
高齢者や体の不自由な方など、
避難に時間がかかる人は、この段階で
安全な場所へ避難を開始しましょう。 - 濃い紫(非常に危険):
危険な状況です。対象地域にいる人は、
速やかに安全な場所(避難所や、
安全な親戚・知人宅など)へ避難して
ください。この色が表示されるまでに
避難を完了させておくのが理想です。 - 黒(極めて危険):
重大な災害がすでに発生しているか、
いつ発生してもおかしくない、
極めて危険な状況です。
この色が表示された場合、
安全な場所への避難がかえって
危険になることもあります。
無理に外へ出るのではなく、
今いる場所で直ちに
命を守るための最善の行動
(建物の2階以上で、崖や沢から離れた
部屋へ移動するなど)をとってください。
ここで最も強調したいのは、
「黒になってからでは遅い」ということです。
黒は「逃げ遅れ」の状態を示しています。
自分や家族がいる場所が「濃い紫」
になったら、ためらわずに避難行動を
開始してください。
キキクルは、大雨警報が発表された時や、
急に強い雨が降り始めた時に確認する
習慣をつけましょう。
【最新活用術】プッシュ通知サービスで危険を逃さない!
「大雨のたびに、自分でキキクルを
チェックするのは大変…」と感じる方も
いるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、
キキクルの「プッシュ型通知サービス」です。
これは、事前に自分の住んでいる地域などを
登録しておくと、その場所の危険度が
「濃い紫」や「黒」に変わった場合や、
大雨警報などが発表された場合に、
スマートフォンに自動で通知を送ってくれる
サービスです。
参考リンク:
政府広報オンラインホームページ
さらに便利になった「洪水キキクル」活用法
このサービスのメリットは絶大です。
- 危険をいち早く察知:
寝ている間や仕事中でも、危険が
迫っていることを知らせてくれます。 - 避難のタイミングを逃さない:
「まだ大丈夫だろう」という油断を防ぎ、
適切なタイミングでの行動を促します。 - 離れた家族にも:
離れて暮らす両親や祖父母の地域を
登録しておけば、危険を知らせて避難を
呼びかける「逃げなきゃコール」にも
活用できます。
この通知サービスは、気象庁と連携した
民間の事業者5社が提供しており、
すべて無料で利用できます。
アプリをダウンロードして地域を登録する
だけなので、この記事を読んだらすぐに
設定しておくことを強くおすすめします。
参考リンク:
Yahoo! JAPAN「大雨危険度」
日本気象株式会社「大雨災害危険度メール」
防災力を最大化する「合わせ技」
キキクルは非常に強力なツールですが、
他の情報と組み合わせることで、
その効果はさらに高まります。
- ハザードマップとの連携
ハザードマップは、お住まいの地域で
どのような災害が、どこで、どの程度の
規模で起こりうるかを事前に示した
「災害のカルテ」のようなものです。
平時にハザードマップで自宅や勤務先、
学校などのリスク(浸水深、土砂災害警戒
区域など)を確認しておきましょう。
そして、災害時にはキキクルの
リアルタイム情報と照らし合わせること
で、「どの避難所に、どの道を通って
逃げるのが安全か」をより具体的に判断
できます。
参考リンク:
国土交通省
「ハザードマップポータルサイト」 - 川の上流もチェック
川の近くにお住まいの方は、自分の場所
だけでなく、その川の上流の危険度も
確認する癖をつけましょう。
上流で危険度が高まっている場合、
時間差で下流の水位が急激に上昇する
可能性があります。 - 自治体の避難情報が最優先
忘れてはならないのが、
お住まいの自治体から
「高齢者等避難」や「避難指示」
が発令された場合です。
キキクルの色に関わらず、
自治体からの避難情報が発表されたら、
速やかに指示に従って行動してください。
まとめ:今日から始める「キキクル防災」
災害は、いつどこで起こるかわかりません。
しかし、私たちは無力ではありません。
キキクルというツールを正しく理解し、
活用することで、迫りくる危険を察知し、
自らの判断で命を守る行動をとることが
可能です。
判断の遅れやミスが、
命取りになるのが自然災害の怖さです。
大切なのは、何もない平時からキキクルに
触れ、使い方に慣れておくこと。
そして、ご家族や大切な人と、
「うちの地域が紫色になったら、こうしよう」
というルールを決めておくことです。
この記事が、あなたの防災意識を高め、
キキクルを有効活用するきっかけになれば、
これほど嬉しいことはありません。
さあ、今すぐ「キキクル」を検索して、
あなたとあなたの大切な人のための防災を、
今日から始めてみませんか?
バックの中に、あるという「安心」を。