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こんにちは!SONAEAREBAです。
「マンション・アパートでできる
防災対策」は、ちょっとした工夫で
“命を守る・命をつなぐ”力をぐっと
高められるテーマだと感じています。
マンション防災の最新トレンドを知る
最近は、「在宅避難」を前提にした
マンション防災がキーワードに
なっています。
大地震が起きても、
できるだけ自宅にとどまり、
ライフラインが復旧するまで生活を
続けられるように備える考え方です。
東京都では「東京とどまるマンション」
という制度で、自宅で生活を継続しやすい
マンションを登録・公表し、防災設備導入
への補助まで用意しています。
参考リンク:
都庁総合ホームページ
「東京とどまるマンション」の
補助金の受付を開始します
こうした流れは首都圏だけでなく全国の
マンション防災のモデルになりつつあり、
個人としても
「自宅でとどまる前提の備え」をして
おくことが重要だと実感しています。
室内の「命を守る」基本対策
まずは、命を守るための
最低限の対策から始めます。
地震で一番怖いのは、
建物そのものよりも「家具の転倒・落下」
によるケガや窒息です。
- 背の高い本棚やタンスは、
L字金具や耐震ポール、ストッパーで
しっかり固定します。 - 寝ている頭の上に、棚・額縁・テレビ
など重いものが来ない配置に、
レイアウトを見直します。 - 食器棚やキッチン収納には、
飛び出し防止ラッチや耐震マットを
使って、扉が突然開かないように
します。
「うちは賃貸だから、
壁に穴を開けられない」と感じる方は、
突っ張りタイプや非破壊タイプのグッズ
を選べば十分対策できます。
まずは寝室とキッチン、この2エリアの
安全確保から取り組むのがおすすめです。
水・食料・トイレの「命をつなぐ」備え
大地震後は、エレベーター停止や
配管被害で外に出にくくなり、
マンションでは「在宅避難」が
長期化しやすい傾向があります。
そこで重要になるのが、
水・食料・トイレの3点セットを
“自宅内で完結できる形”で
準備しておくことです。
- 水:1人1日3リットル×最低3日分
(できれば7日分)をペットボトルなど
で備蓄します。 - 食料:レトルト・缶詰・アルファ米・
カップ麺など、火や水が制限されても
食べられるものを1週間ぶん目安に
します。 - 簡易トイレ:断水・排水管損傷の
リスクを考え、洋式トイレにセット
できる凝固剤付きの簡易トイレを
人数×1日5回×数日分、
ストックしておきます。
東京都の「東京とどまるマンション」
事業では、管理組合やオーナー向けに
簡易トイレや炊き出し器、
防災キャビネットなどの購入に
補助金が出ています。
もし首都圏在住なら、
自分の住むマンションが対象かどうか、
管理組合やオーナーに相談してみる
価値があります。
マンション共用部で意識したいポイント
自分の部屋だけでなく、
「建物全体としてどう備えるか」も、
マンション防災では重要です。
最近は、止水板や防水扉、
非常用電源(発電機・蓄電池)などを
後付けする動きも増えています。
- 低層階・地下があるマンションでは、
エントランスや駐車場への浸水を防ぐ
止水板が有効です。 - 長時間の停電に備え、非常用発電機や
蓄電池を導入することで、
エレベーターや共用照明、携帯充電
など“最低限”を確保できます。 - エレベーター閉じ込め対策として、
リスタート機能や防災キャビネット
(非常食・水・簡易トイレ・
救助グッズ)を設置する動きも
広がっています。
こうした設備は個人では導入できない
ため、「理事会の議題に出す」
「管理会社に情報提供を求める」など、
住民として声を上げることが
第一歩になります。
補助制度を使えば、自己負担を抑えて
防災レベルを底上げできるケースも
あるので、自治体のサイトも定期的に
チェックしておきたいところです。
まとめ
マンションやアパートでの防災対策は、
まず「命を守る」家具の固定や
室内の安全確保が基本です。
地震時の家具転倒やガラスの飛散を
防ぐだけでなく、寝室やキッチンなど
生活の中心エリアから対策を始めることが
大切です。
また、近年の防災のキーワードは
「在宅避難」。
ライフラインが止まっても自宅で生活を
継続できるよう、水・食料・トイレの
備蓄を最低7日分準備し、カセットコンロ
や簡易トイレなど使い勝手のよいグッズ
も用意しておくことが求められています。
さらにマンションの共用部では、
止水板や非常用電源の導入、
エレベーターの防災機能強化などの
設備改善が進んでおり、管理組合や
オーナーと連携して防災力を高める動きが
今後も重要になります。
日々の備えだけでなく、管理組合での
定期的な防災訓練や防災計画の見直し、
そして地震保険の加入など、
マンション全体での取り組みも並行して
進めていきましょう。
特にこれからマンション修繕計画を
立てる際は、防災力を向上させる
絶好のチャンスです。
東京都の「東京とどまるマンション」制度
のように補助金制度も参考にしながら、
個人とコミュニティ双方でできる対策を
効果的に実践していきましょう。
バックの中に、あるという「安心」を。
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