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忘年会・新年会シーズンにおける雑居ビルの危険性と防災対策
こんにちは!SONAEAREBAです。
忘年会や新年会のシーズンが
本格的に始まるこの時期、
多くの方が飲食店を訪れることと思います。
しかし、
特に雑居ビルに入っている飲食店では、
火災などのリスクが潜んでいることを
忘れてはなりません。
今回は、
雑居ビルの危険性を防災の視点から考え、
自分を守るためのチェックポイントに
ついてお話しします。
雑居ビルの火災リスク
雑居ビルは、
多くのテナントが入居しているため、
防火管理が難しい場合があります。
過去には、新宿区歌舞伎町で発生した
火災が大きな被害をもたらしました。
この火災では、
階段に物品が置かれていたり、
防火戸が閉じられていなかったため、
避難経路が確保できず、
多くの犠牲者を出しました。
また、防火管理者が
常駐していない小規模なビルでは、
火災報知器や消火器のメンテナンスが
不十分であることも多く、
非常階段や排煙窓が適切に機能しない場合
があります。
防災チェックポイント
1. 入店前に確認すること
- 非常口と避難経路:
入店前に非常口や避難経路を
確認しましょう。特に古いビルでは、
直通階段が1つしかない場合もあり、
避難時に混雑する可能性があります。 - 建物の構造:
可能であれば、建物がいつ建てられたか
を確認し、防火基準を満たしている
かどうかをチェックしましょう。
※新宿の火災がきっかけになって、
2002年10月25日に消防法が
大幅に改正されました。
※「消防法」とは、
建築物などについて防火・消防上
必要な規制を定めた法律 です。
火災の予防・警戒・鎮圧や、
災害等による傷病者の搬送を適切に
行うことを目的としています。
2. 店内で注意すること
- 避難経路の障害物:
通路や階段に物が置かれていないか
確認しましょう。
これらは避難時の障害となります。 - 防火設備:
消火器や火災報知器が設置されているか
確認し、その位置を把握しておきましょう。
3. 緊急時の行動
- 冷静さを保つ:
火災時はパニックになりやすいですが、
落ち着いて行動することが重要です。
ハンカチなど口を覆って煙を避けながら
低姿勢で移動し、避難誘導灯に従って
安全な場所へ向かいましょう。 - 身軽な状態で避難:
大きな荷物は持たず、
必要最低限のものだけを持って
避難しましょう。
携帯電話は連絡手段だけではなく、
足元を照らすライトとして
持っておくと安心です。
まとめ
忘年会や新年会で賑わうこの時期だからこそ、
安全への意識を高めることが大切です。
雑居ビルに入る際には、
防災チェックポイントを参考に、
自分自身と周囲の安全を確保してください。
また、防火管理体制が整っている店舗を
選ぶことも重要です。
楽しい時間を過ごすためにも、
安全対策は欠かせません。