2025年3月14日、満月と皆既月食の奇跡!日本での観測ポイントと楽しみ方

防災豆知識

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こんにちは!SONAEAREBAです。

今回は「満月(ワームムーン)・皆既月食」
をテーマに、2025年3月14日に起こる
天体ショーについてお話しします。

この日は特別な満月「ワームムーン」と、
皆既月食が重なる珍しい日ですが、
日本ではどのように観測できるのでしょうか?

最新情報を交えながら解説していきます。

ワームムーンとは?

3月の満月は「ワームムーン」と呼ばれます。
この名前は、ネイティブアメリカンの伝統に
由来し、春になると土壌が解け、
地中からミミズや芋虫が姿を現すことに
ちなむものです。

日本の二十四節気でいう
「啓蟄」に近いイメージですね。

ワームムーンは春の訪れを象徴し、
「変化」「成長」「浄化」などの
スピリチュアルな意味も込められています。

2025年のワームムーンは、
3月14日(金)の15時55分頃(日本時間)
に最大を迎えます。

この満月はおとめ座の近く、
明るい星「スピカ」のそばで観測できます。

ただし、この時間帯はまだ明るいため、
日没後に東の空で見るのがおすすめです。

皆既月食とブラッドムーン

今回の満月と同日に起こる皆既月食は、
太陽・地球・月が一直線に並び、
地球の影が月を完全に覆う現象です。

このとき、月は赤銅色に染まり、
「ブラッドムーン」とも呼ばれます。

これは地球の大気を通過した赤い光が
月面に届くためです。

2025年3月14日の皆既月食スケジュール(日本時間)

  • 部分食開始:14時10分
  • 皆既食開始:15時26分
  • 皆既食終了:16時31分
  • 部分食終了:17時48分

日本で観測できるか?

残念ながら、
日本ではこの日の皆既月食を
直接見ることは難しい状況です。

日本では「月出帯食」と呼ばれる現象が
一部地域で観測可能ですが、
条件が非常に厳しいです。

観測可能な地域

  • 北海道・東北地方(一部地域)
  • 関東地方東部
  • 小笠原諸島

これらの地域では、
部分月食が終わりかけた状態で欠けた
月が昇ってくる様子を見ることができます。

ただし、
観測可能な時間は10~30分程度と短く、
さらに月の位置が低いため、
視界を遮る建物や山などがある場所では
見えない可能性があります。

天候と観測条件

天候も観測には重要な要素です。
2025年3月14日の夜、
日本各地では以下のような
天気予報となっています:

  • 晴れが期待できる地域
    関東から九州
  • 曇りや雨で見られない可能性
    沖縄地方
  • 雪や曇りの影響
    北海道・東北(日本海側)

観測を予定している方は、
防寒対策をしっかり行いましょう。

夜間は冷え込むため、
暖かい服装やホットドリンクを
準備すると良いですね。

海外からの中継映像も活用しよう

今回、日本国内での観測条件が厳しいため、
ウェザーニュースなどでは海外からの
生中継映像を配信予定です。

特に南北アメリカやハワイで
は皆既月食が綺麗に見えるため、
中継映像で楽しむのも一つの方法です。

参考リンク:
ウェザーニュース
2025年3月14日(金)14:00〜
【天体ライブ】皆既月食2025
ライブカメラ 北米・南米より生中継!
https://www.youtube.com/live/
P0LGbmNSEvk?si=A0q-EkBVhkS011sD

次回の皆既月食情報

もし今回見逃してしまっても
ご安心ください。
今年2025年にはもう一度、
日本全域で皆既月食を楽しめる
チャンスがあります。

それは9月8日未明。
この日は晴れていれば全国どこでも
観測可能ですので、ぜひ予定を
チェックしてみてください。

まとめ

2025年3月14日は、
「ワームムーン」と「皆既月食」
重なる特別な日。

しかし、日本では観測条件が厳しく、
一部地域で部分的な「月出帯食」
見ることしかできません。

それでも、この天体ショーには
春の訪れや宇宙とのつながりを感じさせる
ロマンがあります。

次回以降のチャンスも楽しみにしつつ、
この機会に夜空を眺めてみては
いかがでしょうか?

次回の記事もお楽しみに!