今朝7時30分、岩手県沖でM7.2。青森で震度6強。後発地震注意情報は「発表なし」。台風も同時接近中。

自然災害を考える
ページに広告が含まれる場合があります。


こんにちは!SONAEAREBAです。

今朝、緊急地震速報が日本中に響きました。


6月25日(木)7時30分頃、
青森県で最大震度6強を観測する地震がありました。

震源地は岩手県沖、
震源の深さは約44km、
地震の規模(マグニチュード)は7.2と推定されます。

出典:気象庁
「地震情報等に用いるマグニチュードについて」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/jishin/
joho/info_magnitude.html


震度6強=青森県階上町、
震度6弱=同県八戸市、
震度5強=同県三戸町、岩手県盛岡市、二戸市、
八幡平市、普代村、軽米町。

青森県で震度6強の揺れを観測したのは、
2025年12月8日以来です。


ここで一点、
正確にお伝えしなければならないことがあります。

今朝の地震を受けて気象庁が
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」
の発表基準を満たすか評価を行いましたが、
今回は発表されないことになりました。


なぜ「発表なし」だったのか


この情報の発表基準は、明確に定められています。


「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は、
北海道の根室沖から東北地方の三陸沖の巨大地震の
想定震源域やその周辺でMw7.0以上の地震が発生し、
大規模地震の発生可能性が平常時より
相対的に高まっている際に発表される情報です。

出典:気象庁
「『北海道・三陸沖後発地震注意情報』について」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/jishin/
nceq/info_guide.html


つまり基準は
「モーメントマグニチュード(Mw)7.0以上」です。

今朝の地震はMw6.8(速報値)
——基準にわずかに届かなかったため、
今回は発表されないという判断になりました。

過去2回(2025年12月・2026年4月)は
いずれもMw7.0を超えていたため発表されましたが、
今回はその基準にあとわずかで届かなかった、
という結果です。

最新の精査結果は
気象庁の公式サイトで必ず確認してください。


気象庁「北海道・三陸沖後発地震注意情報」
https://www.jma.go.jp/bosai/nceq/


「発表されない」は「安全」を意味しない


ここが今日最も伝えたいことです。

「注意情報が出なかった=安心していい」
ではありません。


Mw8クラス以上の大規模地震は、
後発地震への注意を促す情報が発表されていない状況で
突発的に発生することが多いことに留意し、日頃からの
地震への備えを徹底することが最も重要です。

(出典:気象庁)


これは気象庁自身が明言している、
極めて重要な一文です。

過去の巨大地震の多くは、
注意情報という「予告」なしに発生しています。


巨大地震の想定震源域
(北海道の根室沖から東北地方の三陸沖)の外側でも、
先発地震が発生した周辺では、大規模地震が発生する
可能性があるので注意が必要です。

出典:気象庁


今朝の地震が基準にわずかに届かなかったとしても、
「この海域で地震が起きている」という
事実そのものは変わりません。


高市早苗首相は
「引き続き同程度の地震の発生に注意してほしい」
と呼びかけました。


国の制度上「注意情報」という形にはならなくても、
首相自身が注意を呼びかけている。

このギャップを正確に理解することが大切です。


今朝の地震、改めて状況を整理する


政府の対応


政府は首相官邸の危機管理センターに
官邸対策室を設置しました。


インフラへの影響


東北新幹線の仙台駅ー新青森駅・秋田新幹線の
秋田駅-盛岡駅の上下線で運転見合わせ。

八戸自動車道・百石道路の上下線で通行止め。
岩手県盛岡市で約90軒、一戸町で約200軒が停電。

岩手で震度5強の普代村では小中学校などが休校、
軽米町役場で壁剥がれる被害。

陸上自衛隊が八戸駐屯地を一時避難場所として
開放しています。
※2026年6月25日10時時点

出典:Yahoo!ニュース
「青森県で震度6強 最新情報まとめ」
https://news.yahoo.co.jp/pages/20269525a


現時点で大きな人的被害は確認されていません。

人的被害の情報なし、原子力施設も異常の報告なし
(官房長官)。


同時進行中の台風7号・8号


地震と並行して、台風も日本に接近しています。


台風は沖縄に近づいた後、
27日(土)から28日(日)にかけて九州の南から
本州に沿うように足早に東へ進む見通しです。

すでに24日(水)は九州に発達した雨雲がかかっており、
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県では、
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が
急激に高まる可能性があります。

出典:tenki.jp
「ダブル台風 7号の接近前から
 九州・四国・近畿で大雨」
https://tenki.jp/forecaster/y_nakagawa/
2026/06/24/39442.html


最大震度6強の東北地方、
次の雨は26日で強雨や雷雨の恐れも。
土砂災害に警戒が必要です。


東北で地震、九州で台風による大雨
——異なる種類の災害リスクが、
日本の異なる地域で同時進行しています。


今すぐやるべきこと——地域別


青森・岩手・東北にお住まいの方


「注意情報は発表されない」「同程度の地震に注意」 
 という首相の呼びかけは生きています。
 今後数日は警戒を続けてください

・気象庁の最新発表を確認する
 https://www.jma.go.jp/bosai/nceq/

・地震で地盤が緩んでいる可能性があるため、
 26日の雨で土砂災害の危険が高まる地域を確認する
 https://www.jma.go.jp/bosai/risk/

・停電に備えてポータブル電源・ランタンを確認する

・在宅避難の備え(水・食料・トイレ)を再確認する


九州・四国・沖縄にお住まいの方


・台風7号の線状降水帯リスクが続いています。
 気象庁「キキクル」で危険度を確認してください
  https://www.jma.go.jp/bosai/risk/

・台風8号の動きも合わせて確認してください
 https://www.jma.go.jp/bosai/typhoon/


全国の方へ


・「注意情報が出ていないから大丈夫」
という考え方そのものが、気象庁が最も注意を
促しているポイントです。

地域に関係なく、日頃の備えを今日確認してください
https://disaportal.gsi.go.jp/


SONAEAREBAからのメッセージ


今朝、青森県階上町で震度6強。

そして「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は、
今回は発表されませんでした。


これを「だから安心」と受け取らないでください

気象庁自身が
「注意情報が発表されていない状況で、
巨大地震が突発的に発生することが多い」

と明言しています。


制度上の「発表」「非発表」という線引きと、
実際の地震リスクは、必ずしも一致しません。

今回はMw7.0という基準に
わずかに届かなかっただけで、
この海域で地震が起きているという
事実そのものは変わらないのです。


東北で地震、九州で台風
——今日という日、日本各地でそれぞれ異なる
災害リスクに向き合っています。

このシリーズでお伝えしてきた在宅避難の備えを、
今日もう一度確認してください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

東北・青森・岩手にお住まいの家族・友人に、
この記事をすぐシェアしてください。



「空間にマスクする感覚」地方自治体避難所開設用パーテーション