こんにちは!SONAEAREBAです。
三陸沖M7.7、北海道震度5強。
立て続けに起きる
地震のニュースを見ながら、
私はずっと気になっていたことが
あります。
「海の地震」だけが、地震じゃない。
実は今、もっと身近な場所に
「いつ動いてもおかしくない断層」
が存在します。
しかも、その断層のいくつかは
大都市の真下を走っています。
今日は、その「活断層」の話をします。
怖がらせたいわけではありません。
知ることが、備えの第一歩だからです。
「活断層」って何?まず基本を整理する
活断層とは、
過去に繰り返し動き、今後も再び動く
可能性がある断層のことです。
日本の周辺には、
観測されているだけで約2,000もの
活断層があります。
そしてまだ見つかっていないものも
数多く存在すると言われています。
2,000。
この数字、想像できますか?
日本列島のあちこちに、
地震を引き起こす「スイッチ」が
埋まっているのです。
政府の地震調査研究推進本部は、
活断層による地震の発生確率を
ランク分けしています。
今後30年以内の発生確率が
3%以上を「Sランク」、
0.1〜3%未満を「Aランク」、
0.1%未満を「Zランク」、
確率が不明のものを「Xランク」
としています。
参考リンク:
地震調査研究推進本部ホームページ
「主要活断層帯の長期評価」
ここで重要なのは「Zランクだから安全」
ではないという点です。
たとえZランクと評価された活断層でも、
活断層が存在していること自体、
当該地域で大きな地震が発生する
可能性を示すものとして留意する
必要があります。
そして「Xランク(不明)」の断層が、
日本には数多く存在します。
「わからない」は「安全」ではない。
「わからない」は
「いつ動いてもおかしくない」
という意味です。
“日本一危ない断層”は大都市の真下にあった
そんな中、
専門家が「日本一危ない断層」と
呼ぶものがあります。
福岡市の真下を走る
「警固断層帯(けごだんそうたい)」
です。
国内に2,000あるとされる活断層の中で、
九州最大都市・福岡市の真下を走る
この断層は、17年前の大地震によって
“ねじれ”が生じ、専門家は
「日本一危ない断層」と呼んでいます。
なぜ「ねじれた」のか
2005年3月20日、福岡県西方沖で
M7.0の地震が発生しました。
その地震で動いたのは、
警固断層帯の「北西部」だけでした。
北半分にあたる北西部がずれたことが
分かった一方、南半分の南東部は
そのまま残り、いわば「ねじれ」の状態
が続いています。
北が動いて、南が動いていない。
これが「ねじれた断層」の正体です。
産業技術総合研究所の宮下由香里室長は
「西方沖地震によって、プラスアルファ
で地震を起こしやすくなったと考えた方
がいい。地震の切迫性と大都市部に
あることから”一番危険な断層”
ではないか」と指摘しています。
参考リンク:
RKB毎日放送ホームページ
日本一危ない “ねじれた断層”が・・・
発生確率は「Sランク」
警固断層南東部で30年以内に
地震が発生する確率は「0.6〜3%」。
国の研究所は警固断層の地震発生リスクを
最も危険な「Sランク」としています。
「0.6〜3%って低くない?」
そう思った方に、
専門家のコメントをお伝えします。
「0.3〜6%と言われて
『そんなに確率低いの?』とみんな思う。
でも2016年に起きた熊本地震の今後30年
に起こる発生確率はほぼ0%だった。
警固断層という断層があり、
ここでは地震が起こるかもしれない。
特に福岡市内に住んでいる方は考えて、
意識を持っていただきたい」
熊本地震の発生確率は、ほぼ0%でした。
それでも、起きました。
もし動いたら、何が起きるのか
福岡県のシミュレーションによると、
眠ったままの南半分が目覚めた際、
福岡市を中心に計32,988棟が全壊
または半壊。1,183人が死亡し
22,508人が負傷。
ライフラインも上下水道の3,643か所、
道路275か所、鉄道346か所が損壊すると
いう壊滅的な被害が想定されています。
上下水道が3,643か所損壊。
電気・ガス・鉄道も同時に止まる。
これが、大都市直下型地震のリアルです。
「Sランク」は警固断層だけじゃない
ここからが、
全国に住む皆さんへの話です。
Sランクの中でも
「糸魚川〜静岡構造線断層帯
(中北部区間)」
は30年以内の発生確率が14〜30%、
「神奈川県三浦半島断層群
(主部/武山断層帯)」は6〜11%と、
非常に高い水準にあります。
糸魚川〜静岡構造線は、
長野・山梨・静岡にまたがる大断層。
三浦半島断層群は、
横浜・横須賀エリアを走る断層。
どちらも大都市圏に近い場所にあります。
そして「Xランク(不明)」の断層が最も怖い
全国各地には調査が進んでおらず、
地震の発生確率や活動間隔が「不明」と
される断層帯が数多く存在します。
警固断層帯が”日本一危ない断層”と
されているのは、あくまでも調査が
進んでいる断層の中での話です。
これが最も重要なポイントです。
「わかっている断層の中で一番危ない」
のが警固断層帯。
でも「わかっていない断層」が、
日本中にまだたくさんあるのです。
阪神・淡路大震災を引き起こした
「野島断層」も、事前の危険度評価は
高くありませんでした。
能登半島地震を引き起こした断層も、
詳細な調査が進んでいない断層でした。
「自分の地域は断層がないから安心」は、
残念ながら根拠になりません。
「まだ見つかっていないだけ」
かもしれないからです。
では、活断層に対して私たちにできることは何か
「怖いことばかり言われても」
と感じた方、ここからが本題です。
活断層はコントロールできません。
でも、「被害を減らす備え」はできます。
① 自分の地域の活断層を「知る」
まず、自分が住む地域に
どんな活断層があるか確認してください。
地震ハザードステーション(J-SHIS)
https://www.j-shis.bosai.go.jp/
住所を入力するだけで、近くの活断層と、
そこで地震が起きた場合の予想震度が
確認できます。
所要時間は3分以内です。
今すぐ確認することをおすすめします。
地震調査研究推進本部(地震本部)・
活断層長期評価一覧
https://www.jishin.go.jp/
evaluation/long_term_evaluation/lte_summary/
全国の活断層のランク・発生確率・規模が
一覧で確認できます。
お住まいの都道府県の断層を
確認してみてください。
② 「家具の固定」が命を救う
直下型地震の最大の特徴は
「揺れが突然来る」ことです。
南海トラフのような海溝型地震と違い、
活断層地震には長周期の揺れの前兆が
ありません。
活断層地震で多い死因は
「建物倒壊」と「家具の下敷き」です。
今日から始められる対策:
・タンス・本棚・冷蔵庫に
転倒防止金具を取り付ける
・テレビ・パソコンに固定ベルトをつける
・就寝場所の周りに
倒れてくるものがないか確認する
・耐震マットを家具の下に敷く
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③ 「在宅避難」の備えを整える
直下型地震は、
インフラを一気に破壊します。
水道・電気・ガスが同時に止まることを
想定した備えが必要です。
在宅避難に必要な基本セットは、
このシリーズの前の記事で
詳しく紹介しています。
ぜひ合わせて読んでみてください。
👉 【前の記事】「3日分で大丈夫」
は間違いだった。在宅避難を支える
水と食料の備え方・完全版
④ 「避難の初動」を体で覚える
活断層地震は「警報が来てから避難する」
時間がありません。
揺れを感じた瞬間、体が動くかどうかが
命を分けます。
今日から実践してほしい「3秒ルール」:
揺れを感じたら——
- 頭を守る
(クッション・座布団・バッグで) - 机の下か、
倒れるものがない場所へ移動 - 揺れが収まるまで動かない
これだけです。
難しくありません。
でも、知っているかどうかで生存率が
大きく変わります。
※慌てて火のもとを確認するのは、
かえって危険です。揺れが収まってから
落ち着いて確認を。
SONAEAREBAからのメッセージ
「日本一危ない断層」は福岡にあります。
でも「あなたの街は安全」とは、
誰も言えません。
日本列島は、2,000を超える活断層の上に
成り立っています。
その多くは「Xランク」
——危険度が不明のまま、
今も地下に眠っています。
でも、だからこそ言いたいのです。
「どこに住んでいても備えることが大切」だと。
特定の地域だけが
危険なのではありません。
日本に住む全員が、
大地震と隣り合わせで生きています。
知ることをやめない。
備えることをやめない。
それが、SONAEAREBAが
このブログを書き続ける理由です。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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