クマは「山の問題」じゃなかった。都市部でもクマが出没するアーバンベア時代、身を守る防災術。

自然災害を考える
ページに広告が含まれる場合があります。

Amazonのアソシエイトとして、
当サイトは適格販売により収入を得ています。


こんにちは!SONAEAREBAです。

「クマって、
山に行かなければ関係ないでしょ?」

そう思っていた方、これを見てください。


東京都では2026年6月4日に八王子市で
ツキノワグマが報告されています。

過去30日間で44件の出没が記録されており、
八王子市・上恩方町・元八王子町などで
相次いで確認されています。

出典:クママップ
「東京都のツキノワグマ出没マップ2026年」
https://kumamap.com/ja/areas/tokyo


東京都内で、クマが出没しています。

山奥の話ではありません。

都市近郊の、
人が日常的に生活する場所での話です。


そして全国で見ると、状況はさらに深刻です。


環境省のまとめで、
2025年度のツキノワグマの出没件数が
全国で5万776件となりました。

前年度の2万513件から一挙に2.5倍に急増し、
記録が残る2009年度以降の最多を記録しました。


環境省は2025年度の
全国のクマによる人的被害を公表。

被害者は238人、うち死亡が13人で、
これまで最も多かった2023年度の
被害219人・死亡6人を上回り
過去最多を記録しました。


238人。死亡13人。

交通事故以外の野生動物による
死亡事故として、これは異常な数字です。

今日はクマ被害を「防災」の視点から考えます。


なぜクマが里に降りてくるのか


まず、なぜこんなことが
起きているのかを理解しましょう。


理由① クマの個体数が増加している


環境省は、四国を除くクマ類の個体群を
「指定管理鳥獣」に指定(令和6年4月)し、
個体数管理の強化に取り組んでいます。

個体数の増加が里への
出没増加の一因とされています。

出典:内閣官房
「クマ被害対策等について」令和7年10月
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/
kumahigai_taisaku/dai1/shiryo1.pdf


かつてクマは乱獲で個体数が減少していました。

保護政策の成果でクマが増えた一方、
人間の生活域との境界が曖昧になってきています。


理由② ドングリなどの凶作


餌となるドングリなどの凶作で
クマの出没が増えたとみられています。

山に食べ物がないとき、
クマは人里に降りてきます。


理由③ クマが「人里に食べ物がある」と学習した


個体数の増加とともに、
人里に餌があることを学習したクマが増えており、
担当者は被害低減に向け
「捕獲など個体数管理の強化に取り組む」
としています。


一度人里で食べ物を得たクマは、
翌年も同じ場所に来ます。

「学習するクマ」が増えているのです。


理由④ 地震・災害後にクマが里に降りる


ここからが
SONAEAREBAならではの切り口です。


大地震や豪雨・土砂崩れが起きると、
山の生態系が変化します。

クマのテリトリーが失われたり、
食料が減少したりして、
里に降りてくるケースが増加します。


能登半島地震(2024年1月)の後、
石川県を中心に被災地周辺での
クマ目撃情報が増加しました。

「地震が来る→クマが里に降りる」
という複合リスクは、決して非現実的ではありません。


今年も4月20日のM7.7以降、
東北地方での地震活動が続いています。

2025年度のクマ被害で最も多かったのは
秋田67人・岩手40人・福島24人と、
東北6県が計158人で全体の6割超を占めています。


東北——地震が続く地域と、
クマ被害が最多の地域が重なっています。

これは偶然ではないかもしれません。


クマに遭遇しやすい「場所と時間」


クマ被害を防ぐために、
まず「どこで・いつ」遭遇しやすいかを
知っておきましょう。


場所


全国134,656件の出没データによると、
クマの出没が多い場所は山林・農地・
住宅地周辺・登山道の順となっています。

特に東北・北陸・北海道での出没が多いですが、
東京・八王子でも確認されています。

出典:クママップ「熊出没マップ2026年」
https://kumamap.com/ja


注意が必要な場所:

・山菜採り・キノコ採りをする山林

・農地・果樹園(食べ物を求めてくる)

・登山道・トレッキングコース

・廃屋周辺・ゴミ置き場

・河川沿い(移動ルートになりやすい)

※いまは福島や宇都宮などで市街地でも
 目撃情報が発生しています


時間


月別の統計では、
10月が89人と突出して多く、
冬眠前に栄養を蓄えようとするクマが
活発化します。

また、春(4〜6月)も
山菜採りシーズンと重なり被害が増加します。

出典:環境省
「クマ類の生息状況、被害状況等について」
https://www.env.go.jp/nature/choju/effort/
effort12/kuma-situation.pdf


特に今の季節(6月)は
春の行動期と夏の活動期が
重なるタイミングです。

山菜採り・登山・キャンプをする方は
特に注意が必要です。


クマに遭遇したときの正しい行動


最も重要なのは「遭遇しないこと」ですが、
万が一遭遇してしまったときの行動も
知っておく必要があります。


遠くで発見した場合


・ゆっくりと後退する(急に動かない)

・クマから目を離さず、静かに立ち去る

・大声を出したり、走って逃げたりしない
 (刺激になる)


突然至近距離で遭遇した場合


・落ち着いて、静かに後退する

・クマスプレーを持っていれば構える
 (安全ピンを外して準備する)

・目を合わせたまま、ゆっくり後退する

・死んだふりは有効ではない場合が多い


クマに攻撃された場合


・クマスプレーを顔に向けて噴射する
 (有効距離5〜8m)

・頭・首・腹部を守る
(致命傷になりやすい部位)

・大声で叫ぶ(周囲に知らせる)


今すぐ揃えたい「クマ対策グッズ」—フェーズフリーの視点で


ここで重要なのが「フェーズフリー」の発想です。

クマ対策グッズは、
同時に登山・アウトドア・防災グッズとして
日常使いできるものが多くあります。


① 熊鈴(クマベル)


クマは人間の存在を知ると避けることが多いです。

音を立てて「人がいる」と
知らせることが最も基本的な対策です。


▼ おすすめ商品

COGHLANS(コフラン)ベアベル
→ 登山定番・軽量・カラビナ付きで
 ザックに装着しやすい

【熊鈴×ホイッスル】
 慣れを防ぐWサウンド設計 

→ 消音機能付き カラビナ付 軽量
  登山 ハイキング アウトドア

👉 Amazonで
「熊鈴 登山 クマベル」を見る
https://amzn.to/4v2knPs

💡 熊鈴はアウトドア全般に使える
フェーズフリーアイテムです。
バックパックに常時装着がおすすめ


② クマスプレー


2026年度に入ってからも
既に人身被害の報告が相次いでいます。

クマスプレーは遭遇時の最後の手段として、
特に山菜採り・登山・農作業をする方には
必携のアイテムです。


クマスプレーは唐辛子成分(カプサイシン)
を高濃度で含む忌避スプレーです。

北海道・東北の山に入る方には
特におすすめします。


▼ おすすめ商品

カウンターアソルト(Counter Assault)
 クマスプレー CA230
→ 北米でも使用される定番品・
 有効距離最大9.1m・安全ピン付き

【20万個突破】超強力 熊撃退スプレー
→ 熊スプレー 大容量 30秒連続噴射 ヒグマ対応

👉 Amazonで
「クマスプレー 熊よけ」を見る
https://amzn.to/43WYhBW

💡 スプレーは「持っているだけ」では
意味がありません。
使い方を事前に覚えておくことが重要です


③ 防獣ライト・センサーライト


自宅周辺・農地・キャンプ場での
夜間のクマ侵入を防ぐのに有効です。


▼ おすすめ商品

LITOM ソーラーセンサーライト(屋外用)
→ 配線不要・太陽光充電・停電でも使える・
 クマの侵入抑止・防犯対策にも

👉 Amazonで
「ソーラー センサーライト 屋外 」を見る
https://amzn.to/43q6L4p

💡 このライトは防犯・台風後の停電対策・
クマ対策の3役をこなすフェーズフリーグッズです


④ ホイッスル(笛)


万が一クマに遭遇したとき・倒れて動けないとき、
助けを呼ぶための笛は登山の必携アイテムです。


▼ おすすめ商品

・エマージェンシーホイッスル
 防災 防犯 アウトドア

👉 Amazonで
「ホイッスル 防災 登山」を見る
https://amzn.to/4g6CMWy

💡 ホイッスルは地震・水害・クマ遭遇時に
まとめて使えるフェーズフリーの定番グッズです


クマ出没情報を確認する公式ツール


外出前に必ず確認してほしい情報源を紹介します。


クママップ(全国クマ出没情報)
👉 https://kumamap.com/ja

現在地周辺のクマ出没情報を
リアルタイムで地図表示。

登山・ハイキング・山菜採り前の確認に必須です。


環境省「国民向けのクマに関する情報」
👉 https://www.env.go.jp/nature/choju/
 effort/effort12/kuma-info-citizen.html

各都道府県のクマ出没情報・
注意喚起情報が確認できます。


各都道府県の農林水産部・環境部

お住まいの都道府県の公式サイトで
最新の出没情報を確認してください。


今日のチェックリスト


□ クママップで自宅・行き先周辺の
 出没情報を確認した
 👉 https://kumamap.com/ja

□ 登山・山菜採り・キャンプ前に
 出没情報を確認する習慣をつけた

□ 熊鈴をバックパックに装着した

□ クマスプレーの使い方を確認した
 (東北・北海道へ行く方)

□ ホイッスルを非常袋・バックパックに入れた

□ 家族に「クマに遭ったときの行動」を共有した


SONAEAREBAからのメッセージ


「クマは山の問題」
—その思い込みが、命を奪います。

東京都内で年間44件のクマ出没。

全国で死者13人・被害238人という
過去最多の被害。


SONAEAREBAがお伝えしてきた
「複合災害」という概念は、
クマ問題にも当てはまります。

地震で山が崩れる。

クマが里に降りる。

同時に停電・断水が続く。


こんな「複合リスク」が、
実際に起きています。


防災は地震だけではありません。

台風だけでも、大雨だけでも、
津波だけでもありません。

「あらゆる命のリスク」から
身を守ることが、本当の防災です。


熊鈴1つ、ホイッスル1つ。

今日から始められます。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

この記事が役に立ったと感じたら、
ぜひXでシェアしてください。



「空間にマスクする感覚」地方自治体避難所開設用パーテーション