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こんにちは!SONAEAREBAです。
今日2026年7月22日、関東と東海でまた
「酷暑日(40℃以上)」が予想されています。
21日は、岐阜県と愛知県で
最高気温が40度以上となり、
気象庁が運用を始めてから
初めての「酷暑日」となりましたが、
22日も関東と東海で「酷暑日」が予想されています。
出典:NHKニュース
「関東と東海『酷暑日』予想 熱中症に厳重警戒」
2026年7月22日
https://news.web.nhk/newsweb/na/
nak10015182151000
「酷暑日」という言葉が生まれたのが今年です。
40℃が「名前のつく現象」になった年に、
私たちは生きています。
では次は何が来るのか。
今日はその問いに、データで答えます。
「40℃時代」は「突然来た」のではない——過去100年の記録
まず、日本の気温がどう変化してきたかを確認します。
2024年の日本は前年の史上最高気温の記録を
あっさり破り、春、夏、秋と3季連続で
統計開始以来の最高記録を更新した。
地球温暖化で日本周辺は
世界でも有数の気温上昇エリア。
出典:nippon.com
「温暖化は日本狙い撃ち? 猛暑・豪雨が普通の時代、
『四季から二季へ』」
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g02473/
日本の最高気温の「歴史的な壁」が
どう破られてきたかを振り返ります。
1933年:山形市 40.8℃(長年の国内記録)
2007年:埼玉・熊谷、岐阜・多治見で40.9℃
(74年ぶりに更新)
2018年:埼玉・熊谷で41.1℃
(国内観測史上最高記録)
2025年:酷暑日が過去最多の延べ30地点を記録
2026年:気象庁が「酷暑日(40℃以上)」
を正式に新設
名古屋・岐阜で40℃を記録
(新制度下初の酷暑日)
74年かかって0.3℃更新したのが2007年。
その後わずか19年で、
40℃が「延べ30地点」の出来事になりました。
「40℃超」は、もはや「記録的な異常」ではなく
「今年も来る当たり前」になりつつあります。
「酷暑日元年」が意味すること
今年から気象庁が「酷暑日(40℃以上)」
という言葉を正式に使い始めたことは、
単なる言葉の追加ではありません。
「酷暑日」は、日本気象協会が
2022年から独自に使用してきた名称で、
今年から気象庁でも使用されることになりました。
気象庁が「40℃以上」に専用の名前をつけた
——これは「40℃超が今後も繰り返し起きる」
という前提に立っているということです。
今年は、気象庁が最高気温40℃以上の日の名称を
「酷暑日」と正式に採用して初めての夏となります。
「酷暑日元年」の今年、
昨日と今日で早くも複数地点が記録を塗り替えました。
来年、再来年、
この「酷暑日」の地点数はどう変化するでしょうか。
近い将来——45℃は来るのか
ここが今日の核心です。
「45℃」という数字は、現時点で気象庁・IPCCから
公式に予測された数字ではありません。
でも、「到達しない」とも言えない状況になっています。
その根拠を3つお伝えします。
根拠①「日本は世界平均より気温が上がりやすい」
地球温暖化で日本周辺は
世界でも有数の気温上昇エリアだ。
IPCCの最悪シナリオ(SSP5-8.5)では、
2100年に世界の年平均気温が産業革命前比で
4.4℃程度上昇すると予測されています。
化石燃料に依存し温室効果ガス排出削減対策を
行わないシナリオであるSSP5-8.5では、
2100年に、産業革命以前に比べて
世界の年平均気温は4.4℃程度上昇する。
出典:気候変動適応情報プラットフォーム
「将来の気候」
https://adaptationplatform.nies.go.jp/climate_
change_adapt/adapt/a-0104.html
日本は世界平均より
気温が上がりやすいとされていますから、
平均気温が4〜5℃上昇した世界では、
「今年の最高気温41℃」
に4〜5℃が加わる計算になります。
41℃+4℃=45℃。
これは「絵空事」ではなく、
「現在の科学の延長線上にある可能性」です。
根拠②「局地的な昇温要因が重なると40℃超が生まれる」
太平洋高気圧に覆われて強い日射が続くことに加え、
上空の高気圧(チベット高気圧)の張り出しや、
山を越えた風が乾いた熱風となって吹き下りる
フェーン現象などの局地的な昇温要因が
重なったときに、気温が40℃以上まで
上がりやすくなる特徴があります。
現在40℃を超えるのは、
複数の「昇温要因」が重なった日だけです。
平均気温がさらに上昇すれば、
この「重なった日」にはさらに高い温度に達します。
2018年に41.1℃を記録した熊谷のような内陸盆地は、
将来的に42℃・43℃・45℃に達する可能性は
「ゼロではない」。
根拠③「二季化——夏が1年の半分以上になる」
温度の「最高値」だけでなく、
「高温期間の長さ」も変化しています。
今後10年の長期予測では、
35度を超える「猛暑日」が増えるだけでなく、
春と秋が極端に短くなる「二季化」が進むと
言われています。
1年のうち3分の1以上が「夏」のような気温になり、
夜になっても気温が下がりにくくなる。
このまま二酸化炭素(CO2)を排出し続けて
温暖化が進めば、猛暑はニューノーマルとなり、
日本の四季は「二季」となる可能性さえある。
「45℃が来るかどうか」という問いと同じくらい
重要なのが、「猛暑期間が長くなる」という変化です。
35℃以上の日が年に20日だった時代から、
50日・60日になる時代——これは
「体力的に消耗する夏の長期化」を意味します。
「45℃時代」に私たちは生きられるのか——体の限界を知る
「45℃」という気温は、
人間の体に何をもたらすのでしょうか。
人間の深部体温が40℃を超えると
熱中症の重篤な症状(熱射病)が始まります。
気温が体温(36〜37℃)を超えると、
人は汗をかいても体温を下げにくくなります。
気温40℃以上では、
日陰にいても外気から体に熱が流入し続けます。
現在の41℃でも
「日中の屋外作業は生命の危機」とされています。
45℃では「日陰での安静状態でも危険」
という状況になりえます。
「屋外での活動が制限される日数」
が増え続けることは、農業・建設・スポーツ・
交通など、日本社会の多くの活動に影響を与えます。
これはもはや「天気の話」ではなく
「社会構造の変化」です。
「45℃時代」に備える——今から考えておくべきこと
「45℃が来たとき」に備えることは、
過剰な心配ではありません。
今の延長線上にある現実への準備です。
① ポータブル電源は「停電×猛暑」対策の最優先装備
気温が45℃に近づく時代、エアコンが止まる
「停電×猛暑」は命の問題になります。
今のうちにポータブル電源(1,000Wh以上)を
確保しておくことが、この夏最も重要な備えです。
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② 住居の「断熱性能」を見直す
断熱性能が低い家は、外気温が上昇するにつれて
室内温度もそれに近づきます。
窓ガラスの断熱シート・遮熱カーテン・
屋根への遮熱塗料——
これらは「冷房効率を上げる」と
同時に「45℃時代への適応」でもあります。
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③ 「夏の昼間は動かない」文化への適応
スペイン・イタリアでは真夏の昼間に
「シエスタ(昼休み)」をとる文化があります。
これは「暑さから身を守るための知恵」です。
日本でも「猛暑日の10〜15時は屋外活動禁止」という
考え方が、社会常識になりつつあります。
④ クーリングシェルターを「インフラ」として考える
先週SONAEAREBAでお伝えしたクーリングシェルター
これは「今の延長線上にある45℃時代」には、
電気・水道・ガスと同じ
「命のインフラ」になるべきものです。
環境省「クーリングシェルター検索」
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_shelter.php
SONAEAREBAからのメッセージ
今日、また40℃を超える地点が出ました。
「酷暑日」という言葉が生まれたのは今年です。
「45℃時代」は、現時点での公式予測ではありません。
でも「到達しない」という保証もありません。
今の延長線上に45℃があるかもしれない
——その可能性を知ることが、
今から備えを整える理由になります。
「いつか来るかもしれない45℃」ではなく
「今日の40℃から身を守ること」。
それが、今日できる最善の防災です。
エアコンをつけてください。
水を飲んでください。
高齢の家族に電話してください。
SONAEAREBAはこれからも
「知る防災」を発信し続けます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

































