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こんにちは!SONAEAREBAです。
今年の夏、「熱中症警戒アラート」という言葉を
毎日のように聞くようになりました。
でも、こんな施設があることを知っていますか。
「クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)」
クーリングシェルターまたは
いわゆる暑さをしのぐ施設を指定済みの市区町村数は、
全国1,403市区町村(令和8年6月19日現在)です。
出典:環境省熱中症予防情報サイト
「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)
・リンク集」)
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_shelter.php
全国1,403市区町村。
日本の市区町村の総数は約1,718。
約8割の市区町村で、
すでにクーリングシェルターが指定されています。
でも、知っている人はまだ少数です。
今日は、この「無料で使える涼しい場所」の正体と
使い方を完全解説します。
「クーリングシェルター」とは何か
クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)とは、
熱中症特別警戒アラートが発表された際に、
暑さをしのぐために開放される施設です。
冷房設備がある施設などを対象に、
あらかじめ市区町村が指定します。
どなたでもご利用いただけます。
出典:立山町
「熱中症特別警戒アラートが発表されたときは
『クーリングシェルター』を利用できます」
https://www.town.tateyama.toyama.jp/soshikikarasaga
su/somuka/gyoseikakari/3/2/10081.html
ポイントは3つです。
・「特別警戒アラート」発表時に
開放が義務付けられる
・冷房設備がある
・誰でも無料で利用できる
「熱中症警戒アラート」と「熱中症特別警戒アラート」
の違いも整理しておきます。
これまで環境省・気象庁で発信されていた
「熱中症警戒アラート」が「熱中症警戒情報」として
法に位置づけされるとともに、
より深刻な健康被害が発生しうる場合に備え、
一段上の「熱中症特別警戒情報
(一般名称:熱中症特別警戒アラート)」
が新たに創設されました。
出典:東大阪市
「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)
の指定について」
https://www.city.higashiosaka.lg.jp/0000039313.html
整理するとこうなります。
熱中症警戒アラート(熱中症警戒情報)
→ 暑さ指数が33以上の予測→「外出を控えて」レベル
熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)
→ 過去に例のない危険な暑さ
→「クーリングシェルターを使って」レベル
クーリングシェルターは
「特別警戒アラート」が出たときに開放が
義務化された施設ですが、多くの自治体では普通の
「警戒アラート」が出ているときも利用できます。
お住まいの自治体の情報を確認してください。
クーリングシェルターはどこにある?
具体的にどんな場所が
指定されているのか確認しましょう。
多くの自治体で指定されているのは、こんな場所です。
【公共施設】
・市区町村の公民館・市民センター
・図書館
・体育館・スポーツセンター
・役所・区民センター
・学校(開放している場合)
【民間施設】
・コンビニエンスストア
・ショッピングモール・百貨店
・銀行・郵便局
・スーパーマーケット
・ファミリーレストラン(協力施設の場合)
施設入口などにクーリングシェルター・マークを
掲示しています。
出典:大阪市北区
「クーリングシェルターを利用しよう!」
https://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/
0000682050.html

街を歩いていてこのマークを見かけたら、
それがクーリングシェルターです。
今の季節、アイコンを探しながら街を歩くだけで
「穴場の涼み場所」が見つかります。
近所のクーリングシェルターを今すぐ探す方法
環境省の公式サイトから、
お住まいの市区町村のクーリングシェルター
一覧にアクセスできます。
環境省
指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)リンク集
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_shelter.php
このサイトで都道府県→市区町村と選択すると、
指定施設の一覧ページに飛べます。
今日のうちに、自宅から最寄りの
クーリングシェルターを確認しておいてください。
利用するときの「ルールと注意点」
クーリングシェルターは公共の場所です。
利用前にルールを確認しておきましょう。
飲料水(ペットボトル等のフタの付いているもの)
は各自でご用意ください。
食事はできません。
指定場所の温度調整はできません。
利用できる日時及び場所は、
各施設の受入可能日時及び
指定した場所のみになります。
その他、利用にあたっては
各施設の指示に従ってください。
出典:高松市
「クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)
の開設について」
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/
kurashi/kankyo/ondanka/cooling_shelter.html
まとめると:
・飲み物は自分で持参する(自販機が使える施設もあり)
・食事はできない(休憩場所として利用する)
・施設によって利用できる時間・場所が異なる
・施設スタッフの指示に従う
💡 特に高齢の方は水分を持参する習慣を
「クーリングシェルターに着いたら水を飲む」
という習慣を事前に決めておくと、
熱中症の予防につながります。
「クーリングシェルター」が特に重要な理由——在宅避難との関係
ここからが、SONAEAREBAらしい視点です。
このシリーズで繰り返しお伝えしてきた「在宅避難」。
でも、在宅避難が「危険になる条件」があります。
それが「停電×猛暑」です。
このシリーズで以前お伝えした通り、
2018年大阪北部地震では「停電中に熱中症搬送」が
搬送者全体の37%を占めていました。
地震による停電でエアコンが止まる。
室温が急上昇する。
「在宅避難」が「命の危険」に変わる瞬間です。
そのとき、クーリングシェルターが
「命の逃げ場所」になります。
今の季節に自宅近くのクーリングシェルターを
確認しておくことは、地震・台風・停電後の
「猛暑の中での避難先」
を事前に知っておくことでもあります。
「停電中でも涼しくいられる」ための在宅備え
クーリングシェルターに行けない状況
(深夜・移動困難・外が危険)のために、
在宅で熱中症を防ぐ備えも整えておきましょう。
・ポータブル電源(1,000Wh以上)+扇風機
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・冷感タオル まとめ買い
→ 濡らして振るだけ。電気ゼロで体感温度を下げる
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・経口補水液
→ 「のどが渇いた」はすでに脱水が始まっているサイン
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・温湿度計(スマホ連動型)
→ 室温28℃・湿度70%超が熱中症の危険ゾーン
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高齢の家族がいる方へ——特別な注意点
熱中症で最も危険なのは、
体温調節機能が低下している高齢者です。
「エアコンをつけるのがもったいない」
「暑さに気づかない」
——このような高齢者が毎年、
室内で熱中症になっています。
離れて暮らすご両親・祖父母がいる方へ、
今日伝えてほしいことがあります。
「近くのクーリングシェルターを一緒に確認して、
一人でも行けるようにしておいてほしい」
環境省「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)
リンク集」で最寄り施設を検索
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_shelter.php
今日のチェックリスト
□ 環境省のサイトで
自宅最寄りのクーリングシェルターを確認した
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_shelter.php
□ 「特別警戒アラート」と「警戒アラート」
の違いを理解した
□ 高齢の家族に最寄りのクーリングシェルターを伝えた
□ 熱中症警戒アラートアプリ
(環境省・Yahoo!防災速報)の通知をONにした
□ 停電時の暑さ対策(ポータブル電源・冷感グッズ・
経口補水液)が揃っている
SONAEAREBAからのメッセージ
「クーリングシェルター」——聞いたことはあっても、
どこにあるか知らなかった方がほとんどだと思います。
でも今日この記事を読んだあなたは、
「知っている人」になりました。
全国1,403市区町村、
約8割の地域にすでに指定されています。
あなたの街にも、必ずあるはずです。
防災は「非常時の備え」だけではありません。
「猛暑の今日、どこに逃げ込めるか」
を知っておくことも、立派な防災です。
「フェーズフリー防災」
——日常の中に防災を溶け込ませる。
クーリングシェルターは、まさにその象徴です。
今日の暑い午後、最寄りのクーリングシェルターに
実際に行ってみてください。
場所を「知っている」から「体で知っている」に
変える、それだけで命を守る力が確実に上がります。
SONAEAREBAはこれからも
「知る防災」を発信し続けます。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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