台風9号「バービー」が猛烈な勢力へ。台風10号「メイサーク」も発生。今年3回目のダブル台風が示す「異常な夏」の始まり。

防災豆知識
ページに広告が含まれる場合があります。


こんにちは!SONAEAREBAです。

今年の台風シーズンが、
本格的に動き出しました。


7月3日午前3時現在、台風9号(バービー)は
マーシャル諸島で急速に発達中です。

発生から24時間足らずで暴風域が出現しました。

出典:ウェザーニュース
「台風9号(バービー)暴風域が出現
猛烈な勢力でサイパン直撃か」
https://weathernews.jp/news/202607/030051/


そして今朝7月3日午前3時、
南シナ海でも台風10号(メイサーク)が発生しました。

今年3回目のダブル台風です。


「台風10号」の発生の早さでは、
1951年からの統計で過去4番目の早さでした。


今年は1月から7月まで毎月台風が発生しています。
1951年からの統計で、1月から7月まで
毎月台風が発生したのは1965年、
2015年と今年2026年の3回のみです。


過去75年で3回しかない記録が、
今年また更新されました。

7月の台風発生数の平年値は3.7個
—これからがまさに台風シーズンの本番です。


台風9号「バービー」——「猛烈な」勢力へ急発達中


今日最も警戒が必要なのが、台風9号「バービー」です。


台風9号は発達に適した海域を進んでいて、
12時間先には「強い」勢力に、
48時間先の5日未明には「非常に強い」勢力に、
72時間先の6日未明には「猛烈な」勢力に
なっている予想です。

4段階ある強さ階級のうち最も強いカテゴリです。


「猛烈な」勢力とは何か。


米軍合同台風警報センター(JTWC)の
7月3日午前6時時点の進路予想によると、
7月5日午後3時に最大風速75m/sに達する予想です。


最大瞬間風速75m/s。

これは電柱が根こそぎ倒れ、
鉄筋コンクリートの建物でも被害が出るレベルです。


6日(月)にサイパンへ直撃の恐れ


6日(月)には猛烈な台風となって
マリアナ諸島のサイパン付近を通過する予想で
大きな影響が懸念されます。


サイパン・グアムを直撃した後、
台風9号がどこへ向かうか
——これが今最も注目すべきポイントです。


日本への影響——「沖縄へ進む可能性を示す予測もある」


5日先以降の進路予測には大きな不確実性がありますが、
現時点では沖縄へ進む可能性を示す予測もあります。

日本への影響が出るかどうかは
今後の進路次第となるため、
最新の台風情報をこまめに確認してください。


「可能性を示す予測もある」という表現は、
「確定していない」という意味でもあります。

台風6号・7号のときにお伝えした
「藤原の効果」と同様に、台風の進路は
数日先になると不確実性が大きくなります。

「今は遠い」という安心感は禁物です。


台風10号「メイサーク」——日本への影響は限定的


一方の台風10号「メイサーク」は、
今回の日本への直接的な影響は小さい見込みです。


気象庁の進路予想によると、台風10号は今後、
トンキン湾を北上し、5日にも華南(中国)に
上陸する見込みです。

6日午前3時には
華南で熱帯低気圧に変わるとみられます。


台風10号は中国へ向かう見込みで、
日本への直接の影響はない見込みとされています。

ただし、沖縄周辺の海域に影響を与える可能性は
引き続き確認が必要です。


台風7・8号の「続き」として考える——今年の台風シーズンの特徴


このシリーズで6月下旬に台風7号「メーカラー」
8号「ヒーゴス」のダブル台風を詳しく解説しました。

あれから約1週間。もう新しいダブル台風が来ています。


今年の台風シーズンの特徴を改めて整理します。


台風6号(6月1日):沖縄直撃→本州縦断
台風7号(6月下旬):沖縄→西日本→東日本
台風8号(6月下旬):伊豆諸島接近
台風9号(7月2日発生):猛烈な勢力でサイパン直撃予想
台風10号(7月3日発生):南シナ海→中国華南

6月だけで3つの台風が日本に影響を与え、
7月になった瞬間にさらに2つの台風が
同時発生しています。


6月10日にお伝えした「年間28個発生・14個接近」
という予測が、現実になっています。


「プライムデー」直前に台風が来る意味


ここで、プライムデーの話と台風の話が交わります。


先行セール7月7日(火)〜9日(木)。
本セール7月10日(金)〜13日(月)。

この時期に台風9号が日本に近づく可能性があります。


「セールで防災グッズを買おう」と思っていた方へ。

台風が来てからでは遅い場合があります。

もし今持っていない備えがあれば、
セール開始を待たずに今すぐ揃える
ことを検討してください。

命を守る備えは、セール価格を待つよりも、
1日でも早い方が良いです。


台風シーズン本番に向けて「今すぐ確認すべき5つのこと」


① 気象庁「台風情報」を毎日確認する習慣をつける


台風9号の進路は、
マリアナ諸島通過後の予測が不確実です。

毎日1回、気象庁の最新情報を確認してください。


気象庁「台風情報」
https://www.jma.go.jp/bosai/typhoon/


② ハザードマップで「台風・水害のリスク」を再確認する


台風6号・7号・8号でダメージを受けた地域は、
地盤が緩んでいる可能性があります。

台風9号が接近した場合、過去より少ない雨量でも
土砂災害が起きやすくなっています。


国土交通省 ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/


③ 台風6号で使った備えを補充したか確認する


6月1日の台風6号から1ヶ月が経ちました。

あのときに使った水・食料・携帯トイレ・
モバイルバッテリーは補充されていますか?


台風が続く今年、
「使ったら補充する」サイクルを徹底してください。


④ ポータブル電源・モバイルバッテリーを充電済みにしておく


台風が接近する前に、
充電を100%にしておくことが大切です。


停電になってから充電しようとしても、
すでに電気はありません。

「来る前に満タンにしておく」が鉄則です


⑤ Yahoo!防災速報アプリの通知をONにする


今月から運用が始まった
「線状降水帯直前予測」「新・防災気象情報レベル制度」
も、台風シーズンに最も活躍します。

通知がOFFになっていないか、今日確認してください。


Yahoo!防災速報
https://emg.yahoo.co.jp/


SONAEAREBAからのメッセージ


台風9号「バービー」が猛烈な勢力へ向かっています。

台風10号「メイサーク」が今朝発生しました。

今年3回目のダブル台風です。


「1月から7月まで毎月台風が発生」
—過去75年で3回目の記録が更新されています。

これは「異常な年」の中の
「台風シーズン本番の幕開け」です。


台風9号の日本への影響はまだ不確実ですが、
備えを整えるのに「不確実」は理由になりません。

「来るかもしれない」という段階で備えるのが、
最も賢明な防災の姿勢です。


台風6号・7号・8号と続いたこの夏、
次の台風に備える時間は今しかありません。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を沖縄・先島諸島にお住まいの家族・友人に
シェアしてください。



「空間にマスクする感覚」地方自治体避難所開設用パーテーション