こんにちは!SONAEAREBAです!
あいおいニッセイ同和損保が、
10月20日に「そなえる冠水マップ」を公開しました。
国土交通省などが公表している、
全国4,577カ所の道路冠水想定箇所を、
地図で確認できます。
出典:ANN
「あいおいニッセイ 冠水の危険度示すマップ公開」
2026年10月20日
https://news.ksb.co.jp/ann/article/16979282
この記事では、
マップでできることと、できないこと、
使い方をまとめます。(2026年10月21日時点)
※民間(損害保険会社)のサービスを、
提供元の公表情報に基づいて紹介する記事です。
そなえる冠水マップとは?
そなえる冠水マップとは、
国などが公表した道路の冠水想定箇所を、
ハザードマップや雨の予測と組み合わせて示す、
あいおいニッセイ同和損保の地図サービスです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | あいおいニッセイ同和損害保険 |
| 公開日 | 2026年10月20日 |
| 対象 | 国土交通省などが公表している全国4,577カ所の道路冠水想定箇所 |
| 公開場所 | 同社の情報サイト「hints!」とアプリ「cmap」 |
| 目的 | 豪雨時に、危険な道路を避けてもらうこと |
出典:ANN 2026年10月20日
/共同通信 2026年10月19日
https://www.daily.co.jp/society/national/
2026/10/19/0020945322.shtml
これは道路の冠水を示す地図です。
住宅の浸水想定を示す地図ではありません。
なぜ、道路の冠水を調べる必要があるの?
2026年8月の千葉豪雨では、
道路やアンダーパス(道路や線路の下をくぐる道路)
の冠水が相次ぎました。
アンダーパスが冠水して、
自動車が動けなくなる事案も起きています。
さらに、ウェザーニューズの分析では、
被害を示す報告の半数以上が、
浸水想定区域や低位地帯の「外」からでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分析した報告 | ウェザーリポート約1万件と、緊急アンケート約1万件(合わせて約2万件) |
| 区域の「外」の割合 | 被害キーワードを含む報告のうち、55.7% |
※報告をもとにした調査で、
公式の統計ではありません。
「55.7%」は、被害を示すキーワード
を含む報告に限った割合です。
出典:ウェザーニュース
「令和8年8月千葉豪雨、
2人に1人が浸水想定区域”外”で被災か」
https://weathernews.jp/news/202608/140171/
ハザードマップに色がなくても、
大雨で道路が冠水することはあります。
その「抜け」を補う手段の一つが、このマップです。
何が分かる?色や段階の意味は?
報道では、このマップは、
冠水の危険度を段階で示すと伝えられています。
提供元の説明では、
想定される浸水の深さに応じた「対策優先度」が、
次のように示されています。
| 対策優先度 | 想定浸水深 | 想定される影響 |
|---|---|---|
| 最優先 | 3m以上 | 車両が完全に水没する水準 |
| 優先度高 | 0.5m以上3m未満 | 車両の走行が困難・不能となる水準 |
| 優先度中 | 0.5m未満 | 車両の故障につながる可能性がある水準 |
| 区域外 | 浸水想定区域外 | 車両の故障につながる可能性が低い水準 |
「区域外」は、
浸水リスクがないという意味ではありません。
局地的な豪雨や、排水能力を超える雨では、
浸水する可能性があります。
洪水と内水(後述)で判定が異なる場合は、
冠水の危険性が高い方を優先して判定しています。
どうやって使うの?
使い方の流れは、次のとおりです。
平時に確認しておくのがおすすめです。
- マップで、調べたい地域を選ぶ
- 対策優先度の表示を見る
- 洪水と内水を切り替えて、見え方の違いを確かめる
- 冠水危険箇所のランキングを見る
- ストリートビューや箇所表(PDF)で、場所を確認する
調べておきたい場所は、次のとおりです。
✅ 自宅や職場の周辺
✅ 通勤・通学のルート
✅ 子どもの通学路
✅ 離れて暮らす家族のエリア
箇所表(PDF)は印刷できるので、
スマホが苦手な家族にも渡せます。
洪水と内水は、何が違うの?
| 洪水 | 内水 | |
|---|---|---|
| 水の出どころ | 川の水があふれる | 街にたまった雨水があふれる |
| 主な原因 | 川の増水、堤防の決壊 | 排水能力を超える短時間の豪雨 |
| 起きる場所 | 川の周辺 | 川から離れた場所でも起こる |
| 発生のしかた | 時間をかけて高まる | 短時間で突然起こることがある |
内水は、
数十cmのくぼみでも起こりうると言われています。
アンダーパスが冠水しやすいのは、
周りより低く、雨水が集まりやすいためです。
大雨のときは、どう使うの?
提供元の説明では、
大雨のときには「今危ない箇所判定」を使えます。
気象庁の高解像度降水ナウキャスト
(25分前〜1時間先の雨雲)を重ね、
危険度の高い地点をリストで示す機能です。
| 判定 | 基準 |
|---|---|
| 緊急 | 「最優先」で、30mm/h以上の降雨が予測される地点 |
| 警戒 | 「最優先」で20mm/h以上、または「優先度高」で30mm/h以上 |
| 注意 | 20mm/h以上、または「最優先」「優先度高」で10〜20mm/h |
※「対策優先度」は浸水の深さ、
「今危ない箇所判定」は雨量に基づいています。
段階の数も違うので、混同しないようにしましょう。
ただし、大雨のときは、
不要不急の外出や、車での移動を控えてください。
提供元もそのように案内しています。
判定だけで、通れるかどうかを決めないでください。
このマップで分からないことは?
この記事で、いちばん大切な部分です。
| できること | できないこと |
|---|---|
| 国などが公表した冠水想定箇所を、優先度で見る | 通行できるかどうかの保証 |
| 洪水・内水の想定を切り替えて見る | 表示のない道路が安全だという保証 |
| 大雨の予測と重ねて、危険度の高い地点を知る | 実際の道路の状況の確認 |
| 通勤・通学ルートを事前に確認する | 住宅の浸水想定を調べること |
提供元は、マップの情報とリスク判定は、
独自の基準による分析結果であり、
通行可否や安全性、
被害の有無を保証するものではないと注意しています。
実際の状況は、
関係機関の最新情報と、
その場の道路の様子で確認してください。
公的な地図とは、どう使い分ける?
| 地図 | 分かること | 使い分け |
|---|---|---|
| 重ねるハザードマップ(国土交通省) | 洪水・土砂災害・津波などの想定 | まずここで、住まいのリスクを確認 |
| 自治体の洪水・内水ハザードマップ | 地域ごとの想定 | 住まいの地域の詳しい情報を確認 |
| そなえる冠水マップ | 道路の冠水想定箇所 | 道路の冠水を補う手段として併用 |
内水氾濫の想定図は、
公表していない自治体も多いと報じられています。
だからこそ、
道路の冠水を補う手段として、このマップが使えます。
今日、何をすればいい?
✅ 自宅・職場・学校の周辺を、マップで確認する
✅ 通勤・通学ルートの「最優先」の箇所を、覚えておく
✅ 箇所表(PDF)を印刷して、家族に渡す
✅ 大雨警報のときの帰宅ルートを、家族で話し合う
よくある質問
Q. 自宅の浸水想定も分かりますか?
このマップは道路の冠水が中心です。
住宅の浸水は、重ねるハザードマップや、
自治体のハザードマップで確認してください。
Q. 「区域外」なら、安全ですか?
いいえ。
「区域外」は、浸水リスクがないという
意味ではありません。
Q. 表示のない道路は、冠水しませんか?
そうとは限りません。
表示されるのは、国などが公表した
冠水想定箇所が中心です。
Q. 大雨のとき、このマップで安全な道を選べますか?
大雨のときは、移動を控えるのが基本です。
マップだけで、通行の可否を決めないでください。
SONAEAREBAからのメッセージ
ハザードマップに色がなくても、
大雨で道路が冠水することがあります。
事前に調べておくことは、
備えの一つです。
でも、いちばん大切なのは、
大雨のときに、むやみに動かないこと。
備えあれば、大丈夫。
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シェアしてもらえるとうれしいです。
更新履歴
・2026年10月21日:公開






















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