ここ数週間、SONAEAREBAでも
台風25号・26号の記事が続いていました。
東京は8月27日から雨の降らない日がなく、
9月29日時点で34日連続。
2019年の33日を上回り、
1876年の統計開始以来最長を更新しています。
出典:ウェザーニュース
「東京で34日連続の降水を観測
2019年を上回り1876年以来最長」2026年9月28日
https://weathernews.jp/news/202609/280171/
そんな中、
台風26号が「強い」勢力を保ったまま
沖縄地方に接近しています。
出典:日本気象協会 気象予報士コラム
「台風26号 強い勢力で29日頃にかけて沖縄に接近」
https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2026/
09/26/40754.html
そして今朝、9月29日午前4時45分頃。
茨城県南部を震源とする地震が発生しました。
出典:ウェザーニュース
「茨城県南部でM4.9の地震 茨城県と埼玉県で震度4」
https://weathernews.jp/news/202609/290445quake/
気づかなかった人も多いのではないでしょうか。
台風のニュースに意識が向いている間に、
別の災害もいつ起こるか分かりません。
今日は、この地震そのものより、
「一つの災害に注目している間、
備えはどうなっているか」を
一緒に考えたいと思います。
今朝の地震、何が起きたのか
気象庁の発表によると、
今回の地震の概要は以下の通りです。
出典:ウェザーニュース
「茨城県南部でM4.9の地震 茨城県と埼玉県で震度4」
https://weathernews.jp/news/202609/290445quake/
発生時刻は
9月29日午前4時45分頃。
震源地は茨城県南部で、
震源の深さは約50km、マグニチュードは4.9でした。
最大震度4を観測したのは
茨城県(常総市・筑西市・坂東市・つくばみらい市)
と、埼玉県(さいたま市中央区・春日部市・宮代町)
です。
東京23区や神奈川県東部でも、震度3を観測しました。
津波の心配はありません。
先に断っておきたいのですが、
今回の地震そのものは特別な連動性を
示すものではありません。
気象庁も、津波の心配なしと発表しているだけで、
「次の巨大地震の前兆」
といった話には根拠がありません。
そういう煽り方を
SONAEAREBAはしません。
伝えたいのはむしろ逆で、
「特別な地震ではないからこそ、
いつでも・どこでも起こりうる」
という当たり前の事実です。
一つの災害に気を取られている間に、備えの死角が生まれる
SONAEAREBAでは
9月16日以降、
台風・長雨に関する記事が続いていました。
地震を扱ったのは
9月11日の「エレベーター閉じ込め」の
記事が最後です。
つまり、
約2週間半のあいだ、このブログの読者の意識も、
自然と台風・長雨に向いていたはずです。
これは誰が悪いという話ではありません。
人の注意力には限りがあり、
目の前で報じられている災害に意識が向くのは
自然なことです。
ただ、その間も地震のリスクは
ゼロになっていません。
むしろ、
台風や長雨の対策として非常持ち出し袋の中身を
入れ替えていたり、
土のうや止水グッズを
玄関先に出していたりする人ほど、
「地震モード」の備えから
少し離れてしまっている可能性があります。
たとえば、こんな心当たりはありませんか。
非常持ち出し袋の中身を、
長雨対策で一部入れ替えたまま戻していない。
家具の転倒防止グッズを
「そのうちやろう」と思いながら、
台風のニュースに気を取られて
後回しにしている。
家族との安否確認の方法を、
最後に確認したのが半年以上前。
一つでも当てはまる方は、
このあとの「今すぐ始める、備え」を
ぜひ読んでみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 深さ50kmの地震は、浅い地震より安全なのですか?
一概にそうとは言えません。
震源が深いと地表での揺れは
比較的小さくなる傾向がありますが、
今回のように広い範囲で震度3〜4が
観測されることもあります。
震源の深さだけで
危険度を単純に判断することはできません。
Q. 台風と地震が同時に来ることはあるのですか?
はい、可能性はあります。
台風・地震はそれぞれ
発生の仕組みが異なるため、
互いに連動して発生するものではありませんが、
「同じ時期に別々に発生する」
ことは珍しくありません。
複数の災害が重なりうるという前提で
備えておくことが大切です。
Q. 台風対策と地震対策、備蓄品は分けるべきですか?
基本的な備蓄品
(水・食料・簡易トイレ・モバイルバッテリーなど)
は共通で構いません。
ただし、地震では
「家具の固定」「ガラス飛散対策」など
台風にはない備えが必要です。
逆に台風・大雨では
「浸水対策」「土のう」など
地震にはない備えが必要になります。
備蓄品は共通、
行動の備えは災害ごとに確認する、
という考え方がおすすめです。
今すぐ始める、備え
台風対応で手一杯になっていた方こそ、
今日、この3つだけ確認してみてください。
①家具・家電の固定を、今日中にチェック
就寝中や早朝の地震では、
倒れてきた家具が
逃げ道をふさぐ危険があります。
今回の地震も午前4時45分と、
多くの人が就寝中の時間帯でした。
寝室にある背の高い家具、
テレビなどの家電が固定されているか、
今日中に確認しましょう。
突っ張り棒タイプの転倒防止グッズは、
工事不要で賃貸住宅でも
取り付けやすいのでおすすめです。
✅ 寝室の家具・家電が固定されているか確認した
✅ 就寝時、枕元に物が落ちてこない配置になっている
✅ ガラス製の食器棚や窓に飛散防止フィルムがある
②非常持ち出し袋を「台風仕様」から「地震仕様」に戻す
台風対策で懐中電灯やモバイルバッテリーを
別の場所に移していないか、一度確認してください。
地震はいつ起こるか分からないからこそ、
非常持ち出し袋は「常にフルセット」が基本です。
停電が長引く可能性を考えると、
容量の大きいモバイルバッテリーを
1つ備えておくと安心です。
✅ 非常持ち出し袋の中身が揃っているか確認した
✅ モバイルバッテリーが満充電になっている
✅ 携帯トイレ・水・簡易食料の使用期限を確認した
③在宅避難の通信・防犯を見直す
台風・長雨のあとは
地盤が緩んでいることが多く、
地震が重なると土砂災害のリスクも高まります。
家族との安否確認方法を、
半年に一度は見直す習慣をつけましょう。
固定電話が使えない場合に備え、
災害用伝言ダイヤル「171」の
使い方も家族で共有しておくと安心です。
✅ 家族との安否確認方法・集合場所を確認した
✅ ハザードマップで自宅周辺の土砂災害リスクを
確認した
✅ 災害用伝言ダイヤル「171」の使い方を
家族で共有した
SONAEAREBAからのメッセージ
今日お伝えしたかったのは、
今回の地震そのものの危険度ではありません。
「一つの災害に意識が向いているあいだ、
別の災害の備えが手薄になっていないか」
という、
とても身近な落とし穴についてです。
台風・長雨・地震、
どれも日本に暮らす以上避けられないものです。
だからこそ、
今日は家具の固定、非常持ち出し袋の中身、
家族との安否確認方法を、
それぞれ1分ずつでいいのでチェックしてみてください。
備えれば、大丈夫。
この記事が「そういえば」と
思い出すきっかけになれば嬉しいです。
よろしければ、
今どんな備えをしているか
シェアしていただけると
励みになります。





















「空間にマスクする感覚」地方自治体避難所開設用パーテーション













