こんにちは!SONAEAREBAです。
10月25日11時10分ごろ、
小笠原諸島西方沖で、
M7.0の地震がありました。
震源の深さは約470kmと非常に深く、
最大震度は3(東京都小笠原村)でした。
津波の心配はありません。
関東や東北でも、
震度2〜1の揺れを観測しました。
これは異常震域と呼ばれる現象です。
出典:日本気象協会 tenki.jp
「地震情報 2026年10月25日11時10分頃」
https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake
/detail/2026/10/25/2026-10-25-11-10-28.html
この記事では、
「深発地震」と「異常震域」の意味を、
過去の事例と比べながら整理します。
(10月26日時点)
※気象庁の最新の発表も、
あわせて確認してください。
今回の地震は、どんな地震だった?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生 | 2026年10月25日 11時10分ごろ |
| 震源 | 小笠原諸島西方沖(北緯28.0度、東経139.9度) |
| 規模・深さ | M7.0、深さ約470km |
| 最大震度 | 3(東京都小笠原村の父島・母島) |
| 津波 | 心配なし |
| 関東・東北 | 宮城県、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県などで震度2 |
| そのほか | 青森県〜静岡県の各地で震度1 |
出典:日本気象協会 tenki.jp/
ウェザーニュース 2026年10月25日
https://weathernews.jp/news/202610/251110quake/
地震は、
深く沈み込んだ太平洋プレートの中で
起きたとみられています。
被害については、
気象庁や自治体の公式な発表を確認してください。
なぜ、M7.0なのに震度3だったの?
震度は、場所ごとの「揺れの強さ」です。
マグニチュード(M)は、地震そのものの「規模」です。
同じ規模の地震でも、
震源が深いほど、
地表に届くまでの距離が長くなります。
その分、揺れが弱まりやすく、
震源の真上でも、
大きな震度にならないことがあります。
今回は、
震源の深さが約470kmと非常に深かったため、
M7.0でも、最大震度は3でした。
「深発地震」とは?
深発地震とは、
震源が非常に深い地震のことです。
| 区分 | 深さの目安 |
|---|---|
| 浅発地震 | 60kmまで |
| やや深発地震 | 60〜300km |
| 深発地震 | 300km以上 |
※明確な定義はなく、資料によって異なります。
上は、広く使われている区分です。
今回の約470kmは、
この区分でいえば深発地震にあたります。
「異常震域」とは?
異常震域とは、
震源から遠い場所のほうが、
近い場所より大きく揺れるなど、
震度の分布が同心円状にならない現象です。
気象庁は、仕組みを次のように説明しています。
- 沈み込んだ海洋プレートは、
地震波をあまり減衰せずに伝えやすい性質を持つ - そのプレートの深い場所で地震が起きると、
真上には波が伝わりにくい - 一方で、プレートに沿って遠方まで強く伝わる
出典:気象庁「令和5年6月28日 日本海北部の地震」
https://www.jma.go.jp/jma/press/2307/10d/
2306sonota.pdf
今回は、
震央を中心とした同心円状ではなく、
海溝の方向に偏って、
関東や東北に揺れが伝わりました。
地震活動そのものが
「異常」という意味ではありません。
津波の心配はないの?
今回の地震では、
津波警報・注意報は出ていません。
震源が非常に深かったことが、
理由とされています。
最新の情報は、
気象庁の発表で確認してください。
過去には、どんな事例があった?
| 日付 | 震源 | 規模・深さ | 最大震度 |
|---|---|---|---|
| 2015年5月30日 | 小笠原諸島西方沖 | M8.1、約682km | 5強 |
| 2026年10月25日(今回) | 小笠原諸島西方沖 | M7.0、約470km | 3 |
| 2014年7月1日 | 小笠原諸島西方沖 | M6.2、約539km | 1 |
| 2023年6月28日 | 日本海北部 | M6.3、約518km | 3 |
出典:気象庁、地震調査委員会の各資料
ポイントは、次の2つです。
- 深さが似ていても、規模が大きいほど、
最大震度は大きくなる傾向がある - 近い規模でも、震源の場所や揺れの伝わり方で、
最大震度は変わる
※4つの地震だけの比較で、
統計的な関係を示すものではありません。
2015年の地震は、
深さ約682kmで起きたM8.1の地震です。
小笠原村と神奈川県二宮町で震度5強を観測しました。
太平洋プレート内部で起きた地震で、
全都道府県で震度1以上の揺れが観測されました。
出典:地震調査委員会/防災科学技術研究所 Hi-net
https://www.static.jishin.go.jp/resource/seismicity_
annual/major_act/2015/20150530_ogasawara.pdf
地震調査委員会の資料によると、
この付近の深さ約500km前後では、
1997年10月以降、
M7.0を超える地震が3回ありました(2015年時点)。
同じ海域で、
M7クラスの深発地震が起きること自体は、
これまでにもありました。
2023年の地震でも、
震央から離れた北海道・東北の太平洋側で、
震度3〜1を観測し、異常震域とされました。
出典:気象庁「令和5年6月28日 日本海北部の地震」
異常震域は、大地震の前兆なの?
「前兆かどうか」は、
気になる人が多いテーマです。
確認できたことと、できていないことを、
分けて整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 確認できたこと | 異常震域は、深発地震で起こる、地震波の伝わり方の現象 |
| 確認できた範囲では | 異常震域や深発地震を、大地震の前兆とした公式な事例は見つからなかった |
| 研究報告 | 深発地震の集中と大地震を結びつける報告はあるが、確立した知見ではない |
| 注意 | 「見つからなかった」ことは、「なかった」ことの証明ではない |
今回の地震について、
気象庁・地震調査委員会の見解が出たら、
この記事に追記します。
深発地震が相次いだとされた今年の8月の件は、
こちらの記事でも整理しています。
今、確認しておくことは?
✅ 気象庁の最新の発表
(見解や余震の情報が出た場合)
✅ 家の中の安全
(家具の固定など。内閣府・消防庁の公式資料で確認)
✅ 緊急地震速報の設定
遠くで起きた地震でも、
揺れを感じることがあります。
2015年の地震では、気象庁は、
深発地震では正確な震度の予測が難しいとして、
緊急地震速報の警報を出しませんでした。
出典:気象庁 報道発表 2015年5月30日
https://www.jma.go.jp/jma/press/1505/30b/
201505302230.html
揺れを感じたら、まず身の安全を守る。
その基本は、変わりません。
よくある質問
Q. 深発地震とは?
震源が非常に深い地震です。
300km以上を指すことが多いですが、
明確な定義はなく、資料によって異なります。
Q. 異常震域とは?
震源から遠い場所のほうが大きく揺れるなど、
震度の分布が同心円状にならない現象です。
Q. M7.0でなぜ震度3だったのですか?
震源が約470kmと非常に深く、
地表に届くまでに揺れが弱まったためです。
Q. 津波は大丈夫ですか?
今回の地震では、津波警報・注意報は出ていません。
Q. 大地震の前兆ですか?
確認できた範囲では、
公式に前兆とされた事例は見つかりませんでした。
ただし、「なかった」ことの証明ではありません。
SONAEAREBAからのメッセージ
「M7.0なのに震度3」と聞くと、
不思議に思いますよね。
仕組みを知っておくと、
ニュースの数字が、
少し落ち着いて読めます。
備えあれば、大丈夫。
この記事が役に立ったら、
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シェアしてもらえるとうれしいです。
更新履歴
・2026年10月27日:公開






















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