地震のあとは、詐欺師に注意。令和8年熊本地震に便乗する「震災犯罪」の手口と、車中泊避難で命を守るグッズ完全リスト。

防災豆知識
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こんにちは!SONAEAREBAです。

令和8年熊本地震から4日目。

死者35人(7月31日9時13分・熊本県発表)。

捜索・救助活動が続く中、
被災地には別の脅威が忍び寄っています。


警察庁は2026年7月29日に公式Xで、
28日に発生した令和8年熊本地震に便乗した
「悪質な事案の発生」が懸念されるとして、
注意喚起を行いました。

「不審な電話や訪問者には十分注意をしてください」
と呼びかけています。

出典:yahooニュース・J-CASTニュース
「警察庁、熊本地震に便乗した悪質事案に注意喚起」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7
b56b89b8dffaa3b92144a9721604a80eeb9fdf5


「震災便乗犯罪」。

地震が起きるたびに、必ず現れます。


今日は2つのことをお伝えします。

① 震災便乗犯罪の手口と見分け方
——被災者・支援者・全国の方へ

② 車中泊避難で命を守るグッズ完全リスト
——夏の車中泊を生き延びるために


PART①「震災犯罪」——手口と見分け方


なぜ「震災のたびに犯罪が増える」のか


2016年の平成28年熊本地震では、
発生直後から便乗詐欺が相次いだ。

さらに、東日本大震災でも、
震災に便乗した義援金詐欺や悪質商法が相次いでおり、
災害のたびに同じような犯罪が繰り返されてきた。


理由は3つあります。


① 被災者は「判断力が低下」している

地震のショック、余震への恐怖、断水・停電の疲弊
——これらが重なると、普段なら気づける詐欺も
見破れなくなります。

② 「助けてもらいたい」という心理が隙を作る

困っているときに優しい言葉をかけられると、
警戒心が緩みます。詐欺師はこの心理を利用します。

③ 情報が混乱している

SNSにデマが飛び交い、何が本当の情報かわからない
状態になると、偽の情報を信じやすくなります。


手口①「義援金詐欺」——最も多い犯罪


警察庁が特に懸念するのが、被災に関連した詐欺だ。
公的機関や災害支援団体などをかたり、
義援金の募集を名目に現金や電子マネー、
暗号資産をだまし取る手口を挙げた。

出典:ITmedia NEWS
「警察庁、熊本地震に便乗した詐欺に注意喚起」
https://www.itmedia.co.jp/news/article/2607/29/
2000000280/


典型的な手口:

・「熊本地震被災者支援」
と称したSNS投稿で振込先を案内

・「○○市社会福祉協議会」
を名乗って電話で募金を要求

・「募金はこちら」とリンクを貼り、
フィッシングサイトへ誘導

・ネット上の「個人支援」投稿
(本人確認なし)への送金


見分け方:

義援金は必ず「公式窓口」から。


「令和8年熊本地震」災害対応用ページ
https://www.pref.kumamoto.jp/

日本赤十字社「令和8年熊本地震義援金」
https://www.jrc.or.jp/


SNSや電話で義援金を求められたら、
即座に断ってください。

本物の義援金窓口は、電話・SNSで
「今すぐ送って」とは言いません。


手口②「オレオレ詐欺・なりすまし詐欺」


被災者の身内や友人等を装い、
困窮を理由に送金を求める詐欺、警察官を装い、
震災に関連した理由により送金を求める詐欺にも
警戒を促しています。

出典:J-CASTニュース


典型的な手口:

・「熊本に住む息子が被災した、今すぐお金が必要」
 という電話

・「警察です。あなたの口座が被災支援詐欺に
 使われています」という電話

・「友人が被災して困っています、電子マネーで支援を」
 というSNSメッセージ


見分け方:

「今すぐ」「電子マネーで」「誰にも言わないで」
——この3つのワードが出たら詐欺です。

必ず本人に直接電話して確認してください。


手口③「悪質リフォーム詐欺」——時間が経つほど増加


被災地では「屋根が危険」「耐震診断が必要」
と不安をあおり、不要な修理契約を結ばせる
悪質リフォーム詐欺も横行した。


典型的な手口:

「屋根が壊れています。今すぐ修理しないと危険」
 と自宅を訪問

「市の委託業者です」と名乗って点検を装う

「今日だけの特別価格」と即決を迫る


見分け方:

自治体が派遣する「被災建築物応急危険度判定員」は、
修理の契約をしません。

業者が「今すぐ契約を」と言ったら、必ず一度断って、
自治体や信頼できる業者に相談してください。


手口④「SNSデマ」——偽の救助要請・偽画像


生成AIによる偽画像や、過去の画像などによる
偽・誤情報が流れる可能性があります。

地震でデマ拡散、偽の救助要請も。


今回の熊本地震でも確認されたデマの例:

・生成AIで作られた偽の被災画像

・過去の別の災害の画像を「熊本地震の被害」
 として拡散

・根拠不明の投稿
 (インプレ稼ぎアカウントが拡散)

・「人工地震だ」という陰謀論投稿


このシリーズで6月19日に解説した
「人工地震説」記事と全く同じ現象が、
今回も起きています。

SNSで見た情報は、必ず公式機関のサイトで
確認してから判断・拡散してください。


手口⑤「偽ボランティア・物資詐欺」——復興期に急増


「義援金付き」と称してカニなどの商品を
売りつける電話勧誘詐欺も横行した。


これから増えるとみられる手口:

・「ボランティア」と名乗って被災家屋に入り、
 貴重品を盗む

・「支援物資です」と言って質の悪い商品を
 高額で売りつける

・「復興支援クラウドファンディング」を装って詐欺


震災犯罪への対処——3つの鉄則


① 「今すぐ」「電子マネーで」→ 即座に断る

② 義援金は必ず公式窓口へ
 (電話・SNSからは送らない)

③ 怪しいと思ったら → #9110(警察相談専用電話)

PART②「車中泊避難グッズ完全リスト」——真夏の命を守る装備


令和8年熊本地震で、
多くの被災者が車中泊を選んでいます。

このシリーズで6月18日に
「車中泊避難のリスク」を詳しく解説しましたが、
今日は「グッズ」に特化した実用ガイドをお届けします。


⚠️ 真夏の車中泊が特別に危険な理由


車内温度は直射日光下で
60〜70℃に達することがあります。

エンジンを止めた車の中は、急速に温度が上昇します。

「寝ている間に熱中症」
——これが今の熊本でも起きています。


だからこそ「暑さ対策」が、
今回の車中泊グッズの最優先テーマです。


🌡️ カテゴリ①「暑さ・熱中症対策」——最優先


【必須】サンシェード(フロント・サイド・リア用)

車内温度を最大20℃下げる効果があります。
エンジンを止めた状態での必須アイテム。

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💡 フロント・運転席・後部座席の
 3面を揃えると効果が最大化します。


【必須】車載用ポータブルファン(USB充電式)

車内に風を通すだけで体感温度が大きく下がります。
ポータブル電源やモバイルバッテリーから充電して使用。

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【最重要】ポータブル電源(1,000Wh以上)

車中泊での暑さ対策の「核」
扇風機・スポットクーラー・スマホ充電を
すべてまかなえます。

エンジンをかけ続けるとガス欠のリスクが
あるため、ポータブル電源での代替が安全です。

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【体温管理】経口補水液・冷感タオル・保冷剤

車中泊中は定期的な水分補給が必須。
熊本の今日の予想最高気温は35℃超です。

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【室温確認】温湿度計(スマホ連動型)

車内の温度・湿度をリアルタイムで確認。
28℃を超えたら危険サインです。

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🩺 カテゴリ②「エコノミークラス症候群対策」——命に関わる


このシリーズで6月18日に解説した通り、
熊本地震(2016年)では
エコノミークラス症候群で
多数の方が入院しました。

真夏の車中泊では
「熱中症×エコノミークラス症候群」
という二重リスクがあります。


【必須】着圧ソックス(弾性ストッキング)

血栓予防の基本。
長時間の座位で血流が滞るのを防ぎます。

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💡 男女兼用・サイズ選びが重要。
 きつすぎず緩すぎないものを選ぶ。


【補助】エコノミークラス症候群予防ストレッチ道具

1〜2時間ごとに車外に出て歩くことが
最大の予防策ですが、足を上げるフットレストも
効果があります。

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🛏️ カテゴリ③「睡眠環境」——体力回復のために


車中泊マット・エアマット

シートの凹凸をなくして横になれる環境を作ります。
無理な姿勢は背中・腰の痛みの原因になります。

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目隠しシェード(プライバシー保護)

窓を覆うことでプライバシーを確保し、
安心して休める環境を作ります。
防犯にも効果があります。

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💡 サンシェードと目隠しシェードを
 兼用できる製品もあります。


🚿 カテゴリ④「衛生・トイレ」——車中泊の最大の悩み


【最重要】携帯トイレ(100回分セット)

このシリーズで何度も伝えてきた、
最も見落とされがちな備えです。
「トイレを我慢して水を飲まない」という
悪循環を防ぐ唯一の手段。

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防臭袋(大容量)

携帯トイレとセットで必須。においを完全封鎖。

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ウェットティッシュ・ボディシート(大容量)

断水中は入浴ができません。体を拭くことで
清潔を保ち、体調管理にもつながります。

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🔋 カテゴリ⑤「情報収集・安全確保」


大容量モバイルバッテリー(20,000mAh以上)

スマホの情報収集を途絶えさせないための命綱。

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手回し充電ラジオ

停電・通信障害でもラジオで情報収集できる。
スマホ充電機能付きが理想。

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ヘッドライト(充電式)

夜間の車外移動・ルーフテント内での作業に必須。
両手が使えることが重要。

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防犯ブザー・ドアアラーム

車中泊中の防犯対策。車のドアに取り付けると、
不審者が近づいたときに警報が鳴ります。

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💡 車中泊の被災者を狙った窃盗・犯罪は
 過去の災害でも発生しています。


🍱 カテゴリ⑥「食料・水」


長期保存水(5年保存)

車のトランクに常備しておく「命の水」。
夏の車中泊は1人1日5L必要です。


非常食(栄養補助食品)

水さえあれば食べられる
アルファ米が車中泊避難の定番。

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今日のまとめ——車中泊避難の「黄金ルール」


① 1〜2時間ごとに車外に出て歩く
 → エコノミークラス症候群・熱中症の予防も

② エンジンは可能な時は止める(ガソリン節約)
 → ポータブル電源で扇風機を動かす

③ サンシェードを全窓に貼る
 → 車内温度の急上昇を防ぐ

④ 水を「飲みたくなる前に」飲む
 → 携帯トイレがあれば我慢しなくて済む

⑤ ドアをロックして寝る
 → 防犯ブザーを活用する

⑥ 救援物資・支援の申し出は慎重に
 → 「今すぐ」「電子マネーで」は詐欺のサイン

SONAEAREBAからのメッセージ


「地震が起きると、詐欺師が来る」
——これは不謹慎な話ではなく、
過去の災害が繰り返し証明してきた現実です。


東日本大震災でも、2016年熊本地震でも、
能登半島地震でも——
そして今回の令和8年熊本地震でも。

災害のたびに、同じ犯罪が繰り返されています。


「善意」「優しさ」「困っているから助けたい」
という気持ちが、詐欺師に利用されます。

支援するなら、公式窓口を通じて。

「今すぐ」「電子マネーで」は、詐欺のサイン。


そして熊本で車中泊をしている方へ。

「地震から逃れた」次に待っているのは
「猛暑の中、避難生活の消耗」です。

今日紹介したグッズが、
あなたの命と体力を守ります。


これらのことは、
南海トラフ地震、首都直下型地震など
予測されている私たちが住んでいる日本では
いつどこで起きてもおかしくないことです。


SONAEAREBAはこれからも
「知る防災」を発信し続けます。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

熊本・九州の家族・友人に、
また、日本全国
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「空間にマスクする感覚」地方自治体避難所開設用パーテーション